澤村桃 "文化系のための野球入門" 2026年1月2日

澤村桃
@swmrmm
2026年1月2日
文化系のための野球入門
女子マネという存在の主権性についての懐疑の仕方から始まって、やるレクリエーション(recreation)としての野球の意義を確認していく。そして日本に野球が輸入されてから、主に学生野球として、学校の校訓であったり、新聞社の意図であったり、日本の情勢であったりと、様々な思想や文化、歴史的な背景にぶつかりながら、それぞれの想いを持って揺れ動き続ける野球というものの顔があり、そして重層的にかつ独立的に多面性を獲得していく様が描かれて野球の魅力を再確認することとなる。また、そう言った背景や演出された様々なものによって影響された、野球を取り巻くメディアについても今一度考え直させられる。体育会系ではない自分が、草野球にからっきし対応できないままにやる楽しさの可能性を覚え、そして観る(シミュレーションとして、応援として、コミュニティとして、鑑賞として)多様なよろこびについて、より主体的な味わいをrecreationしていくことに意識的になれる本でした。
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