通路側の女A "銃 (河出文庫)" 2018年7月15日

銃 (河出文庫)
銃 (河出文庫)
中村文則
主人公自体も自己分析が苦手というだけあって、最初の主観だけで進んでいく部分はどこかぼんやりしていてはっきりしない感じがある。このまま読み切れるか不安になったけれど、周囲の人との会話で外側から見た主人公の姿が想像できてからは普通に読めるようになって一安心。 会話の流れから色々と掴んでいくところが好き。 冷静ではいられなくなる後半からは物語の進むスピードがグッと速くなる。どうするの?どうするの?とハラハラ見守る展開に。ラストは切なくて仕方がなかった。
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