本の王子さま
@hoshino_12
2026年1月4日

新世界より
貴志祐介
読み終わった
借りてきた
同作者の作品は青の炎を何度も読んだだけで他の本を知らなかったので、勝手にミステリー作家だと思い込んでた
この作品はSFだと思うんだけど、世界観の完成度がとてつもなく高い
あまり生物についての知識がない私が読むと、何処までが実在する生物で、何処からがこの作品出生きる生物なのか混乱することも結構あった
流石にバケネズミやミノシロモドキ等は違うとは分かってるけど生物の説明がすごくリアルでした
残虐、性的描写の濃い部分があり驚く所もあったけど、先の気になる展開が多くて続きを読ませるのも上手かったと思う
あと、主人公たちが管理されて生きてきたデメリットで、相手の狡猾さや卑劣さに少し疎い所もハラハラさせてくれた
読者的には生みの母親にロボトミー手術してる種は、悪鬼、業魔レベルだと思うのでその時点で粛清対象だと思ってしまう
ただそういう読者の考えに、終盤に判明する事実が大いなる罪深さを教えてくれるのがいい展開だと思った
神の如き力を持っても、文明が滅んでも、歴史を隠して管理しても、人の罪深さはきっと変わらないんだろうな

本の王子さま
@hoshino_12
前文明消えてて、歴史を隠したり改竄してたりする系に言いたいけど、凄惨な歴史ほど絶対に闇に葬り去っちゃいけないと思う
それを学ばせて、こうしては絶対にいけない、こういう行為を許してはいけないと思える人間を育てないといけないと思う
隠して、暴いて、嘆いて終わりじゃその歴史の意味がなくなっちゃうよ