へぷっぷ "好き好き大好き超愛してる。" 2026年1月5日

好き好き大好き超愛してる。
“祈ることととは何かを欲しい欲しいということだけど、でも同時に無欲な行為だ。だから祈りが届かなくても、誰も悔しがらない。願いが叶わなくても、誰もクソ祈っただけ無駄だとは思わない。” “祈りには何の効果もない。祈りとは、ただ何かを求めていると、それをくれるわけではない誰かに、あるいは誰でもないものに、訴えかける行為なのだ。” それでも祈りの価値はあると。 “僕達の気持ちの中には、絶対に言葉にしないと、何というか、自分を蝕んでしまうようなものかが紛れ込んでいる。” 柿緒に言いたかった「死なないでくれ」という、極めて自己本位な祈り。それほどまでに鮮烈な願望を人の前で言えたことが、どれだけあったかな。 ここにきて“愛は祈りだ。僕は祈る。”という忘れがたい冒頭の重みがずんと増す。
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@ponpoko_haa
“死んで欲しくない、死なれるのは嫌だという言葉の中に、大好きだ、愛してると言う気持ちは十分に入っている。” p.41 剥き出しの願望には、言外の想いは当然のことながら込められる。言葉にされなきゃ伝わらない、と言ってしまいがちだけど、よく考えたら当然だ。
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@ponpoko_haa
“ほんのりと白く濁った温かくてやたらと甘いお湯が僕の胸の中にたまって、ちょっと胸が重くて、でもこれがないとダメなんだ、と言う感覚” p.77 「恋」の表現として、感覚的なのに腹落ちする。確かに、好意ではなく恋は透明じゃなくて、往々にして濁っている。それに気がつける感性がすごい。 夢のエピソードは本編から一瞬離れたように見えて、「夢の中では本質的に親切になれない」「自分自分自分」という点が、自己本位的な祈りの話に繋がるんだな…
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@ponpoko_haa
「お互いに、一生他の人を好きにならない」という薄っぺらい誓い(双方の寿命の違いによって、重みは全然違う)について “僕も柿緒も、一生を思い出だけで過ごすには元気すぎる。でも僕は、そういうことを知っていても、それでも誓う。僕の柿緒に対するこの時の愛情のために、僕は誓う。僕は僕に次にやってくる愛情を罪としてしまう。その時の僕をあらかじめ罰してしまう。” 同じタイミングで死のうとしない、という正しさを罰するために、敢えて間違えて誓う、と。 恋愛とは最終的に結末がどうなったかではなく、“ほんの一瞬でも気持ちが通じ合ったかどうかなのだ。”
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