
瑠璃
@ruri_1125
2026年1月9日
イン・ザ・メガチャーチ
朝井リョウ
読み終わった
実は初の朝井リョウ作品でした。
まず、文についてですが登場人物の見た目の描写がほとんどないのに想像しやすくて感動。
印象的な表現があるのに自分に酔って書いてない感じがしてとっても好きでした。読みやすい…。
そして表現するすべての解像度が高くて「直視しようとしていないものを突き付けないで」という気持ちになった。冒頭からの不穏な空気が最後までずっと加速していって、あまりに面白くて一気に読んでしまった。
何より、登場人物たちの「孤独」を描くのがうまいと思った。孤独が視野狭窄を助長し、何らかの教徒になってゆく様子がシームレスに、つぶさに描かれていた。
そして私もどれかに分類されるとしたら信徒だなと思って恐ろしくなった。日プ女子投票参加者でした。
とはいえ、どのジャンルでもやはり公式にお金を落とす人が一番偉いと私は思っている節がある。
久保田氏,途中までうまくいってるのにな…と思っていたら暴走してしまった。男性は女性に比べて他人に助けを求めにくい、と聞いていたことが完全に言語化され再現され嫌な気持になった。
ラストはなぜか映画「パラサイト」を思い出す読後感だった。きっと登場人物3名は,全員自分を一度使い切ったのだなと思った。
三者三様で自分とは立場も違うのに大なり小なり「ああわかる」と思う瞬間があって驚いた
朝井リョウさん、確か日プ好きなはずなのにこれ書けるのすごい俯瞰してる…。