くしゃみん "銀の海 金の大地 11" 2025年12月14日

銀の海 金の大地 11
銀の海 金の大地 11
氷室冴子,
飯田晴子
無事2025年のうちに読了。 10巻がクライマックスで11巻はほぼエピローグ。番外編2編は佐保彦の章へのブリッジであり重要エピソードなのでスピンオフというよりは本編。 特に「羽衣の姫」、古事記では容色が冴えず里に返される設定だった歌凝姫を絶世の美女設定とした銀金、どうするんだ?!と思っていたところを見事に歌凝姫を淡海へ導いた。この展開だと、おそらく佐保彦の章で描かれたであろう佐保姫が託すエヒメオトヒメは真秀(もしくは五百衣姫)と歌凝姫に持っていけるのか!と慄くのだった。 「月が見ていた」は完全に池波正太郎『真田太平記』の草の者パート古代版。(※初出はコバルト 笑) そもそも本編が日子坐(53)と美知主(40)のおじさん2人によるラストシーンなのも笑った(※初出はコバルト)。 真澄の転生先はどこかなー、タイミング的には日子坐の子か氷葉洲姫の子、もっとも血が近い……やっぱり真秀懐妊してるんだろうか、とも思うし。 真秀の夢は佐保彦と真秀が同性で転生する触りだったのかもなぁ、とモー様(萩尾望都)の解説を読んでは思うのだった。 オレンジ文庫 様1年に渡る復刊連続刊行ありがとうございました。間を空けずに『ヤマトタケル』の復刊もあったら番外編的に読めたかも、なんて思ってしまったことはここだけの話です。 さて、日本書紀を読んでみよう。
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