なおなお "先生と僕 夏目漱石を囲む人々..." 2026年1月6日

先生と僕 夏目漱石を囲む人々 青春篇
夏目漱石という人をたっぷり知れ、味わえる本。 4コマという読みやすさの中で綴られる数々のエピソードによって描かれる漱石の人物像。 それは片肘付きポーズでお馴染みの気難しいそうなイメージを払拭してしまうほど、(いや、そのポージングに秘められた漱石の気持ちまでもが感じられるほど)彼の素朴で温和な人柄や意外な天然キャラ感。お茶目で愛らしい一面が盛りだくさん描かれていて、夏目漱石がとても愛おしくなります。 また、漱石作品は自分エピソードがふんだんに盛り込まれていて、彼のエピソードを読みながら、「これ、まんまあの作品のあの場面じゃないかい!」と見つけていく楽しみもあります。 読めば夏目漱石という人物がとてもみじかに感じられ、彼の魅力という名の沼にハマってしまう本。 漱石作品が魅力的なのはもちろんなのだけど、それはこの人の作品だからこその魅力なのだと痛感しました。
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