源三郎 "腹を空かせた勇者ども" 2026年1月6日

源三郎
源三郎
@book-me
2026年1月6日
腹を空かせた勇者ども
少女らの青春の一幕。 眩しくって痛くって、目を瞑ってしまいそうだった。読んでいる間中、自分の学生時代の思い出が一気に頭を駆け巡る。中高生ならではの無敵感と揺らぎが好きだった。 同時に玲奈の父と母に共感してしまう自分もいて、あの日々はもう取り戻せないのだと悟る。 私はいつから大人になってしまったのだろう。 === ○「責任って、お前は大人か!」 後先考えずに突っ走ることができるのは、未成年の特権なのかも。 だが大人だって所詮は大きくなった子どもなのだから、時には訳もなく駆け出したっていいんじゃないかと、そう思えた。 ○中学生の玲奈。 「永遠にママのことを完全に否定することはできないのかもしれないと敗北感に似たものを感じる」 ママを罵倒すると悲しくなって、大好きだーって思うと勝手に裏切られた気になって、怒りが湧いてくる。敗北。愛による侵略は進んでいて、革命を起こそうとしたって自らの手で鎮火させられてしまうのだ。
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