腹を空かせた勇者ども
29件の記録
源三郎@book-me2026年1月6日読み終わった少女らの青春の一幕。 眩しくって痛くって、目を瞑ってしまいそうだった。読んでいる間中、自分の学生時代の思い出が一気に頭を駆け巡る。中高生ならではの無敵感と揺らぎが好きだった。 同時に玲奈の父と母に共感してしまう自分もいて、あの日々はもう取り戻せないのだと悟る。 私はいつから大人になってしまったのだろう。 === ○「責任って、お前は大人か!」 後先考えずに突っ走ることができるのは、未成年の特権なのかも。 だが大人だって所詮は大きくなった子どもなのだから、時には訳もなく駆け出したっていいんじゃないかと、そう思えた。 ○中学生の玲奈。 「永遠にママのことを完全に否定することはできないのかもしれないと敗北感に似たものを感じる」 ママを罵倒すると悲しくなって、大好きだーって思うと勝手に裏切られた気になって、怒りが湧いてくる。敗北。愛による侵略は進んでいて、革命を起こそうとしたって自らの手で鎮火させられてしまうのだ。
ミオReads@hanamio032025年10月13日読み終わったぐわーーーーーーー!という、言葉にならない衝動がドコドコ湧き上がってきてそのエネルギーに心臓を三倍速で脈打たされるみたいな、もうめちゃくちゃに面白かった。子供だ。子供だけど、こんなにありのままに子供なの、その子供の心が文章に、物語になってることにずっと痺れていた。 「自分の母親がこんなママだったらマジで面倒臭くて耐えられない」「自分の母親がこんなママだったら成立していた対話が唸るほどあったんだろう」とママが出てくるたび子供の心で思ったし(そしてご飯がマジでおいしそうすぎる)、「自分の父親がこんなパパだったら感覚の遠さや共感のなさに憤りと諦めがあっただろう」「自分の父親がこんなパパだったらトンチンカンだろうとやっぱり対話はあったし支配はなかったんだろう」と子供の心で思った。 もういい大人なので物語に大人と子供が出てきたら9割大人に感情移入しちゃう今、ずっと子供の心で楽しめたり自由を求めたりできたのが楽しかったなぁ。だってあの質感。「パパはわたしが今小学生って言っても信じそうだけど、ママはわたしのブラのサイズを把握してるし生理周期もなんとなく把握してる」という差違の生々しさに膝を打ちすぎて本当に気持ちがよかった。ああ面白かった。面白かったな〜!!!!

☾@__youl2025年5月20日読み終わったレナレナのような学生生活が羨ましいと思ったし、私もこんな学生生活をどこかで送っていたのかもしれない。お母さんとの考え方の対比がずっと面白かったし、そこにずっと愛があったのは良かった。ド直球で複雑な感情の狭間にいるのが苦手なレナレナだったけれど、ラストシーンはそんなレナレナっぽさもあり、成長も見えて、素敵な主人公だった。総じて、ぐんぐん読めて面白かった! p.225 『私は正しいことを言って、正しさと正しくなさの狭間で苦しんでいるミナミを正しさで殴っているような気もした。』






























