
ちくわ
@stuntman-kent
2025年12月31日
アサイラム・ピース
アンナ・カヴァン
読み終わった
この絶望感と閉塞感、うっすら著者の実体験から来るものかなと推察できたけど、文字に起こすこと、物語にすることが著者を現実世界に引き留めていたと記した後書きに熱くなるものを感じた。人間誰もが抱えうる絶望以上に、物語が辛い現実に抗うための希望になりうるというメッセージに自分は共感してしまう。
著者の抱えた悲しみと現実世界に引き留めた証が時間を超えて書店に小説として並んで共感する人が現れる。大袈裟かもしれないけど、読書の意義を新たに見出したような気がした。