
さえ
@sae202508
2026年1月4日
invert II 覗き窓の死角
相沢沙呼
読み終わった
図書館で借りた
三作目、読了。
お話は大きく2つ。同級生の夏の避暑用別荘にこっそり忍び込んでた主人公は、たまたま来たらしい同級生の母に見つかり、慌てて逃げようにも逃げられず、揉み合ってる内に、母らしき女性を刺してしまった?血塗れの包丁を慌てて捨てて、どうしようと途方にくれていたら、気せずして降り出した土砂降り雨に車が故障して動けなくなった美人のお姉さん2人が雨宿りさせて欲しいと訊ねてきて。
翡翠と真ちゃんの美人2人組に慌てふためきながら、何とか乗り切ろうとする主人公がコミカルに、でもその背後には殺人事件、というどうなる主人公!?なお話。
想像通りの展開ながら最後はそう来るか!があって楽しかった。
二作目はたまたま知り合ったモデル級の美人、そして同じミステリファンの最高の友達になれそうな予感のお嬢様を自分のしでかす殺人事件のアリバイ証明にしょうと企む写真家の女性が主人公。
ただの美人のミステリファンのお嬢様なら良かったけど、それが翡翠だったばっかりに大変な事に。
しかし翡翠でも写真家の嘘のアリバイ、トリックを証明するのは至難の業。
犯人なのは分かってる。だが、どうやってそれを証明するか。読んでてもさっぱり分からなかったトリックを打ち破ったキッカケが凄かった。
そこから怒涛の展開でした。
倒叙的な作品って、どうしても色んな意味でイラついてしまいます、私は。
何せ犯人が主人公なんだから、犯人は分かってる。あの手この手でトリックが張り巡らされていて、中々本丸に辿り着けず、でも大体最後にスパッと探偵にバラされてしまう。
あーあ、逃げきれなかった、とそりゃそうなんですが、毎回何かちょっと悔しい。
昔読んだのであまり憶えてないのですが、横溝正史大好きで、探偵といえば金田一耕助な私は、金田一作品全て読んでしまって、更に大物の江戸川乱歩に手を出したんです。
しかし、明智小五郎のシュッとした感じがどうにも苦手で、金田一のよれよれ感が良い…と思ってしまって、出来るだけ明智作品を避けて読もうとした事があります。
その中で影男…だったと思うのですが、これが犯人主人公作品で、やっぱり影男に逃げ切って欲しい。後もう数頁でこの本は終わる…逃げ切れるのか!影男!と思ってたらその最後の数頁でいきなり明智小五郎が出てきてその数頁で犯人を糾弾し捕まってしまった…いや、明智ならそう言えよ!!とショックを受けた。通常探偵出て来るなら、どっかしらに名前がちょいちょい出て来るので、パラパラと見て、名前出てこない!イケる!と思ったら…だったので何だかすごくがっかりした思い出笑
やっぱり明智小五郎は苦手です。
閑話休題
今回の翡翠は友人になれると思った人が犯人で流石に可哀想ですが、真ちゃんとの絆がよりはっきりしっかりした作品でした。
まだ続きありそう?な感じで終わりましたね。
楽しみだけど、毎回これだと私は結構削られるので、続きを見つけても時間を空けて読みたいかも笑