阿部義彦 "深夜の祝祭(993)" 2026年1月8日

深夜の祝祭(993)
深夜の祝祭(993)
東雅夫,
澁澤龍彦
3章立てで澁澤龍彦さんの魅力を余すとこ無く伝えるアンソロジーです。特に1章の女妖については、物語作家の澁澤さんの少女の妖しい魅力を伝えていて、物語の一部の抄録もあるものの素晴らしい読み応え、特に『鳥と少女』は西洋と東洋を結びつける最後のエピソードに舌を巻いた。それとは趣を変えて2章、3章は文学や思い出を語るエッセイで過去に交わりを持った無名時代の才人達(唐十郎、横尾忠則等)に関する事や旅行記など、澁澤さんの人となりがよく分かる貴重な文章でした。
読書のSNS&記録アプリ
hero-image
詳しく見る
©fuzkue 2025, All rights reserved