
さえ
@sae202508
2026年1月11日

消人屋敷の殺人
深木章子
読み終わった
図書館で借りた
図書館でふと目に付いて、何と無く借りた。タイトル的に館形のクローズドサークルかな、と思ってたらそういうの好物なので、読みたいじゃない。と。
個人的にはこの本、タイトル変えたらもっと人目に留まりそうなんですが…。
消人屋敷…失礼を承知ですが、ちょっとダサいなぁと。
この作者さんが好きとか無いと、買おうと思わない気がする。
内容はある県の海っぺりにある消人屋敷、江戸後期に建てられた由緒正しい立派な日本家屋だが、明治に地元有力者が手に入れてからその名のとおり人が消えている。
しかも明治の頃に20人もの人間が消えた事件というのがあって、人里離れた崖っぷちに建つこの屋敷は持ち主以外ほぼ誰も近寄らない。
その消人屋敷に行方不明の弟を探す新城と兄を探す幸田の2人が謎の招待状を頼りに訪れる。
行方不明の2人は今話題の覆面ラノベ作家では無いかと探していた2人。
その覆面作家が消人屋敷にて執筆をしてると分かったので、何故か招待されたのだからきっとそうだと期待して向かったが、屋敷にはその作家に執筆を依頼したい別会社の編集者も来ていて、皆招待状を貰ったという。
だが、当の作家はそんな物は出してないときっぱり言われた上に1人だけ出てきた作家を名乗る人物は2人の兄弟では無い。残りの1人は女性だという。
何故招待状が来たのかも分からず、帰ろうとしていた矢先に雨で地盤が緩んでいたのか土砂崩れが起きて帰るに帰れなくなってしまう。
そして起こる事件。
この作家さんの他の作品を未読なので、何とも言えないのですが、作品の最後の畳み掛けが来るまで、文章といい、話の流れといい、何だかラノベレベルで、正直あんまり面白いとは言い難い。
各人の人間性も感情もよく分からないし、パニック起こしてる人が多くて細かい事に目が行かない状態の人の独白なので、状況が分かりづらい。
ただ、最後まで見たらそういう事か、となるけど。
なるけど、その持って行き方だと作り込みが甘いなぁと思ってしまった。京極夏彦の狂骨の夢読んでから出直しなさいと言いたくなる。
分かる人にはこれで分かってしまうかもだけど、狂骨の夢読んだ人にはお勧め出来ないです。
ラノベレベルだな、と思われてお仕舞いだと思うので。
最初は作家さんが若いのかと思ったのですが、60過ぎてから老後の楽しみとして執筆されてたと言うので、そういう訳でも無かった。
