茅嶋 "風博士・夜長姫と耳男 (19..." 1900年1月1日

茅嶋
茅嶋
@_Kayashima_
1900年1月1日
風博士・夜長姫と耳男 (1985年) (日本の文学〈63〉)
坂口安吾式最高の女フルコースセット。非常におすすめ。 この本を手に入れるのは難しい気がするけど安吾の作品集を何冊か買えばどれかしら入っている気がするので、ぜひ読んでほしい ---------- 【白痴】 目覚めた時も魂はねむり、ねむった時もその肉体は目覚めている。在るものはただ無自覚な肉慾のみ。(p.54) 男と女とただ二人押入にいて、その一方の存在を忘れ果てるということが、人の場合に有り得べき筈はない。(p.58) ああ、長い長い幾たびかの恐怖の時間、夜昼の爆撃の下に於て、女が表した始めての意志であり、ただ一度の答えであった。そのいじらしさに伊沢は逆上しそうであった。(p.71) 【桜の森の満開の下】 彼は女をゆさぶりました。呼びました。抱きました。徒労でした。(p.242) 【青鬼の褌を洗う女】 女は恋人に暴行されたいのだ。(p.347) どんな時にでも鬼でも化け物でも男でさえあれば誰でも私は勢いっぱい媚びて、そして私は媚びながら死にたい。(p.351) 【夜長姫と耳男】 好きなものは呪うか殺すか争うかしなければならないのよ。(p.439)
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