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茅嶋
茅嶋
@_Kayashima_
近代文学/精神分析/哲学など。気が向いたときに気が向いただけ、ちみちみ読んでいます。
  • 2026年1月11日
    川端康成異相短篇集
    川端康成異相短篇集
    面白い
  • 1900年1月1日
    春昼・春昼後刻
    何を言っているかはわからないが、好き ---------- 身体つきにも顔つきにも、情が滴るといった状(さま)(p.58) ‪——可哀(かわい)や、お主(しゅう)の身がわりに、恋の重荷でへし折れよう。(p.102) 獅子はひとえに嬰児(みどりご)になった、白光は頭を撫で、緑波は胸を抱いた。何らの寵児ぞ、天地(あめつち)の大きな盥で産湯を浴びるよ。(p.135)
  • 1900年1月1日
    風博士・夜長姫と耳男 (1985年) (日本の文学〈63〉)
    坂口安吾式最高の女フルコースセット。非常におすすめ。 この本を手に入れるのは難しい気がするけど安吾の作品集を何冊か買えばどれかしら入っている気がするので、ぜひ読んでほしい ---------- 【白痴】 目覚めた時も魂はねむり、ねむった時もその肉体は目覚めている。在るものはただ無自覚な肉慾のみ。(p.54) 男と女とただ二人押入にいて、その一方の存在を忘れ果てるということが、人の場合に有り得べき筈はない。(p.58) ああ、長い長い幾たびかの恐怖の時間、夜昼の爆撃の下に於て、女が表した始めての意志であり、ただ一度の答えであった。そのいじらしさに伊沢は逆上しそうであった。(p.71) 【桜の森の満開の下】 彼は女をゆさぶりました。呼びました。抱きました。徒労でした。(p.242) 【青鬼の褌を洗う女】 女は恋人に暴行されたいのだ。(p.347) どんな時にでも鬼でも化け物でも男でさえあれば誰でも私は勢いっぱい媚びて、そして私は媚びながら死にたい。(p.351) 【夜長姫と耳男】 好きなものは呪うか殺すか争うかしなければならないのよ。(p.439)
  • 1900年1月1日
    久米正雄作品集
    スッサスッサ読めていい 芥川との交友関係も面白い -------- 【父の死】 どうぞ神様、死ぬならお父さんと一緒に死なして下さい。生きるなら一緒に生かして下さい。いやお父さんは死んでも私は生かして下さい。そうじゃない。私は死んでもお父さんを生かして下さい。(p.15) 【芥川龍之介氏の印象】 彼と僕と誰れでも生き残った方が死者の伝記を書く約束になっているから、願わくは僕が彼の伝記を書かなくてはならぬような、ハメにはなりたくないものである。(p.220) Brilliant,彼の形容詞は要するに英語のこの一語に尽きる。(p.225) 【私小説と心境小説】 あらゆる人は、みんな「私小説」の材料を持っている。そして、誰でもが、表現力において恵まれているならば、一つ一つ私小説を書き残して、死んで行くのが本当なのだ。(p.239)
  • 1900年1月1日
    舞姫
    舞姫
    やはり女の子は川端康成に限る。 ---------- 男と女とのちがい、夫と妻とのちがい、おそろしいほどのちがいではないのか。 女のつつしみ、女のはにかみ、女のおとなしさ、どうしようもない、日本の因習にとざされた、女のしるしなのであろうか。(p.84) 「品子さんを拝んで、私は踊りたいの。青春の友情の形見に……。」(p.110)
  • 1900年1月1日
    或売笑婦の話,蒼白い月 他7篇 (岩波文庫 緑 22-6)
    静かなこの町で隠逸な余生を楽しむ場合、陽気でも陰気でもなく意気でも野暮でもなく、尚また、若くもなく老けてもゐない、そして馬鹿でも傲慢でもない代りに、さう悧巧でも愚図でもないやうな彼女と同棲しうるときの寂しい幸福を想像しないではゐられなかつた。(p.158) 有るだけのものを、何うしても働かして行けない運命にできてゐるの。(p.159)
  • 1900年1月1日
    友情・愛と死―他一編 (1965年) (旺文社文庫)
    「あなたたちは女になれなかった。だから男のように生きていらっしゃい。私は女になれました。ですから私は女になりました」 ↑うお、いい女だね。 ----- 【友情】 私のこの願いをどうから友情という石で、たたきつぶさないで下さい。(p.108) そしてそのことを私はどんな女権拡張者の前にも恥じません。「あなたたちは女になれなかった。だから男のように生きていらっしゃい。私は女になれました。ですから私は女になりました」そう申して笑いたく思います。(p.114) 【愛と死】 自分をいつわって生きてゆくのには、世間や他人を信用していない。(p.132) 今でも夏子の死があまりに気の毒に思えてしかたがないのでえる。しかし死せる者は生ける者の助けを要するには、あまりに無心で、神の如きものでありすぎるという信念が、自分にとってせめてもの慰めになるのである。 それよりほかしかたがないのではないか。 (p.234)
  • 1900年1月1日
    照葉狂言 (岩波文庫 緑 27-8)
  • 1900年1月1日
    今戸心中 他2篇 (岩波文庫 緑 8-1)
  • 1900年1月1日
    夜叉ケ池・天守物語 (岩波文庫 緑 27-3)
    恋!!!!!!!という感じで、ここまで振り切ってくれるのであれば恋でも良い。 ヤバい女性、大好き。 本そのものの感想じゃないけど坂東玉三郎さんのシネマ歌舞伎天守物語も良かった。 -------- 【夜叉ヶ池】 人の生命(いのち)のどうなろうと、それを私が知る事か!……恋には我身の生命も要らぬ。(p.54) 五体は粉に砕けようと、八裂にされようと、恋しい人を血に染めて、燃えあこがるる魂は、幽な蛍の光となっても、剣ケ峰へ飛ばいで置こうか。(p.57) 神にも仏にも恋は売らん。(p.69) 【天守物語】 途方に暮れつつ参ります。迷の多い人間を、あわれとばかり思召せ。(p.115)
  • 1900年1月1日
    文芸時評 (講談社文芸文庫 かF 9)
    読み物としてかなり面白い。おすすめ。 川端康成の交友関係や作家の好き嫌いが文の端々に…
  • 1900年1月1日
    歯車 他二篇
    歯車 他二篇
  • 1900年1月1日
    堕落論 (角川文庫)
    一応読んでおくのがいい ---------- 『エゴイズム小論』 人に親切にするなら小平や狼に殺されるのを自覚の上で親切をつくすこと。(p.177) 『不良少年とキリスト』 死ぬ時は、ただ無に帰するのみであるという、このツツマシイ人間のまことの義務に忠実でなければならぬ。(p.244)
  • 1900年1月1日
  • 1900年1月1日
    不如帰
    不如帰
    千年も万年も生きたいわ!のやつ。たぶん婦系図より大衆受けする。 ---------- 「なおりますわ、きっとなおりますわ、‪——あああ、人間はなぜ死ぬのでしょう!生きたいわ!千年も万年も生きたいわ!死ぬなら二人で!ねエ、二人で!」 (p.102) 「死んでも、わたしはあなたの妻ですわ!たれがどうしたッて、病気したッて、死んだッて、未来の未来の後までわたしはあなたの妻ですわ!」 (p.103) 今なり、今なり、今こそこの玉の緒は絶ゆる時なれ。導きたまえ、母。許したまえ、父。十九年の夢は、今こそ‪——。 (p.183) 「ああつらい!つらい!もう‪——もう婦人(おんな)なんぞに‪——生まれはしませんよ。‪——あああ!」 (p.216) 「武男君(さん)、浪は死んでも、な、わたしはやっぱい卿(あんた)の爺(おやじ)じゃ。しかい頼んますぞ。」 (p.226)
  • 1900年1月1日
    伊豆の踊子
    伊豆の踊子
    川端康成入門にと読んだけど、好きになるのはもう少し後の話 『禽獣』はご本人的にはあまり好きでない作品だったとどこかに書いてあったと記憶していて、好きだと言うのがちょっと気まずい ------ 私はどんなに親切にされても、それを大変自然に受け入れられるような美しい空虚な気持だった。 頭が澄んだ水になってしまっていて、それがぽろぽろ零れ、その後には何も残らないような甘い快さだった。 (伊豆の踊子) その真白な腹の上で地団駄踏みたい‪—— お滝はいきなり冷え切った手を、お雪の胸に突っ込んで、「あんた寂しいのね」(p.85) (温泉宿) 「旦那さま、でも、死なせておやりになったらいかがでございます」(p.148) (禽獣)
  • 1900年1月1日
    仮装人物 (1956年) (岩波文庫)
    良い。 やはり女はこれくらい変で、男はこれくらい大変でなければ --- 「真実(ほんと)に私を愛してくれてゐるのなら、その位のこと許してよ。」 「思ったって何うにもならないことは思はないに限るのね。」(p.40) お迎ひお迎へと言ふ触れ聲が外にしてゐて、七月十七日の朝の爽やかな風が、一夜のうちに姿をかへた少女の透き通るやうな白い額を撫でてゐた。(p.132) 葉子のやうな天性の嬌態をもつた女の周囲には、無数の無形の恋愛幻影が想像されもするが‪——それよりも彼女自身のうちに、恋愛の卵巣が無数に蔓延つてゐるのであつた。(p.194) 「わたし先生を殺すかもしれないことよ。殺しても飽き足りないくらゐよ。」 (...) 「あゝ可いよ、殺したつて。」 (p.250)
  • 1900年1月1日
    人間失格 グッド・バイ 他一篇
    教養のため読んだ 考えさせられる文がないわけではないが、自分は太宰と気が合わないんだと思う。
  • 1900年1月1日
    高野聖・眉かくしの霊
  • 1900年1月1日
    或る少女の死まで 他二篇 (岩波文庫 緑 66-1)
    私はだれにも言いたいだけの弁解ができなんだ。←悲しい… --------------------------------------------- 私の犯さない罪はいつも私の弁護するいとまなく私の上に加わっていた。私はだれにも言いたいだけの弁解ができなんだ。 (幼年時代-p.21) してはならないと考えていても、いつも外部から私の危険性が誘い出されるごとに、私は抵抗しがたい自分の性分のために、いつもさびしい後悔の心になるのであった。 (p.34)
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