舳野
@henomohe
2026年1月11日

事件現場をドールハウスに
ケイティ・ティージェン,
杉田七重
読み終わった
主人公メープルは弁護士資格をもつ戦争未亡人。亡くなった夫は開業医。
貧しい母子家庭出身の彼女が必死に努力して資格をとっても女だから弁護士事務所は門前払い。夫を戦地で亡くしても国は補償しない。彼の優しさにつけ込んで医療費を浮かせてた住人も家族をよそ者扱い。
女だから、女なのに正論をはっきり言うからと彼女に対する世間や警察の風当たりの強さに読んでいて後半まで胸が痛かった。
もっとキツいのが彼女にはモデルがいて、ハーバードに法医学の学部を作るのに出資したドールハウス作りの富豪。彼女は女だからと門戸をはねられ、学部創設に貢献したにも関わらず女だからと悪気無く当たり前の顔で彼らは金だけむしりとり中にいれなかった。
悪気無く当たり前の顔で理屈をつけて女を貶める有名な団体をおもうにつけこの理不尽さが身に染みる。
最後は彼女の正義を認められてよかった。
