
仲間安方
@pippo_3520
2026年1月13日

ビ-チハウス (ヴィレッジブックス F ハ 3-2)
ジェイムズ・パタースン,
ピーター・デ・ジョング
買った
読み終わった
古書で購入。
見習い弁護士の主人公は、祖父と仲間たちと、変死した弟の死の真相を追う。
登場人物は多めですが、構成に無駄がなくスッキリとした一気読みミステリーです。
ヴィレッジブックスといえばロマンス小説ですが、歴史・ミステリーものも良作があるよね。『黒十字の騎士』とかさ〜 と思ったら、作者は同じジェイムズ・パタースンでした!!
外れなしってわけ。
同じ作者+翻訳家のコンビの『殺意がふたりを分かつまで』も購入してみます。
***本文引用
『ピーターはまだほんの小さな子どもだった。母が死んだあと、彼はほとんど毎晩のようにわたしのベッドにもぐり込んできた。「にいちゃんの心臓がどきどきいうのを聞くのが好きなんだ」弟はそう言った。そう、わたしもピーターの心臓がどきどきいうのを聞くのが好きだったんだよ。寂しいな。』
***
小説はこの一文で終わります。この一文を読んで購入を決めたのです。翻訳家のお仕事というのは素晴らしいですね。
今や電書と冒頭数ページ試し読みの時代で、最初から最後までパラパラとめくって、こころに残る一文に縁をつながれて書籍を購入するような経験も少なくなり、大変な損失だと改めて思います。