
夜行
@yonayona
2026年1月14日
馬と少年
ポーリン・ベインズ,
ルイス,C.S.,
C.S.ルイス,
C.S.Lewis,
瀬田貞二
読み終わった
借りてきた
「とまれ、」とシャスタは、ブレーの耳もとでどなりました。「もどるんだ。助けるんだ!」
あとになってブレーは、この話がでるたびにいつも、シャスタのこのことばがきこえなかった、なにをいっているかわからなかったといいますが、ブレーは根が正直なものですから、ほんとにそのいうとおりなのでしょう。
シャスタは、足をあぶみからぬいて、左がわに両足をすべらせ、ほんの一瞬ためらっただけで、すぐにとびおりました。ずきんとひどいいたみがして、息がとまりそうでしたが、どこをどうけがをしたのかを考えるいとまもなく、よろめきながら、アラビスを助けにとってかえしました。シャスタがこのようなことをするのは生まれてはじめてで、なぜそうするのか、じぶんでもよくわかりませんでした。
