馬と少年
5件の記録
夜行@yonayona2026年1月14日読み終わった借りてきた「とまれ、」とシャスタは、ブレーの耳もとでどなりました。「もどるんだ。助けるんだ!」 あとになってブレーは、この話がでるたびにいつも、シャスタのこのことばがきこえなかった、なにをいっているかわからなかったといいますが、ブレーは根が正直なものですから、ほんとにそのいうとおりなのでしょう。 シャスタは、足をあぶみからぬいて、左がわに両足をすべらせ、ほんの一瞬ためらっただけで、すぐにとびおりました。ずきんとひどいいたみがして、息がとまりそうでしたが、どこをどうけがをしたのかを考えるいとまもなく、よろめきながら、アラビスを助けにとってかえしました。シャスタがこのようなことをするのは生まれてはじめてで、なぜそうするのか、じぶんでもよくわかりませんでした。
umi 🪿@um_book_2025年4月19日かつて読んだ“月ものぼりきって、谷間いっぱいに光がさしこんでいました。川の両がわにはやわらかな草がしげり、草のむこうには、崖の下までゆるやかな斜面をなして、林やしげみがつづいています。その木だちのかげの下生えには、すばらしい花の群落があるのでしょうか、林のあいま一帯に、なんともいえないよいかおりがほのかに立ちこめています。そして、秋の暗い奥まったかげから、シャスタが一度もきいたことのない声音がきこえてきましたーナイチンゲールでした。”



