
彼らは読みつづけた
@findareading
2026年1月15日
虚傳集
奥泉光
読み終わった
電子書籍
*読書で見つけた「読書(する人)」*
《文芸であれ美術であれ、どれだけ時空を隔てていようと、形の残るものへ私たちはかたりかけることができる。「作品」もまた問いかけに応えてくれる。しかしそれを作した者の胸間を知るのは容易ではない。源氏物語を書いた紫式部の、諸仏典をものした鎌倉仏教の宗主らの心根は、近世以降の作家や思想家のそれのようには想像しえないと云うべきだろう。》
— 奥泉光著「寳井俊慶」(『虚傳集』2025年2月Kindle版、講談社)