よつつじ
@clover_0308
2026年1月15日
読み終わった
★★★☆☆
行間が詰まっておらずかなりサクッと読める。読書に慣れていない人のことも考えているのかも。
【内容: ちょっと要点が多すぎるかも?】
内容としては、「それが大切なんだろうけど難しいんだよね〜」という感じのことが多い印象。あとちょっと要点が多すぎるかな、と。
『伝わる構造』だけでも7階建て。本書で人間が一度に覚えられる物事は4-7個(いわゆるマジカルナンバー)と書いてあったが、正直一気に7個書かれてもすぐ忘れていくなぁ……と思った。
伝わる技術に関しては16も法則がある。覚えられん覚えられん!と内心両手を挙げて降参した。
ただ、よく読めば要するに「相手目線を想像する」「ポジティブマインドを意識」「コミュニケーションの最たる障害物は『怒り』」の3点に絞られていて、これをどう意識するか、実践していくかを具体的に書いてこの長さなのだなということが分かってきた。これは1回ではなく複数回読むのが前提の本らしいということも半分ぐらい読み終えてから気付く。なかなかいい商売をしている。
【学び、気付き】
⭐︎ファクトとメンタル
個人的に1番収穫だったのは『ファクト』『メンタル』の話。
今まで友達に相談しても「いやそういうことを言って欲しいんじゃなくて……」と思ったり、逆に自分は真面目にアドバイスしたつもりなのに怒られたり。何でだ?と思っていたけれど、この話を読んでスッキリした。要するに「メンタル」の部分の返答が欲しかったのに「ファクト」の部分の返答が来てモヤモヤしていた、というカラクリだったのだ。
これが分かっただけでもかなり嬉しい。自分や相手が『ファクト』と『メンタル』どちらの答えを期待しているのか考えれば、これからこういうモヤモヤも少しは減らせるかもしれない。
⭐︎怒りの理由
特に仕事で無性にイライラして抑えられない時が時折ある。抑えたいけど抑えられなくて、そんな自分に余計にイライラしてしまう。
そんな『怒り』に悩んでいたが、文章中で触れていた「自分の思い通りにならない」「相手に何度言っても分からない」「相手の態度が悪い、気遣いがない」「ただ機嫌が悪い」の4つの怒りの理由を見てハッとした。こういう理由があって私は怒っていたのか、と。
本では相手を研究対象として「なぜ怒るのか」を考える「研究者視点」に立つと良いと書いていたが、これは対象を自分にしても有用なのではないだろうか。結局、メタ認知が怒りに対する1番の薬なのかもしれない。
【好きな文章】
•「ファクトを伝える」と「メンタルを伝える」は分けて考える
•そもそも「伝わっていない」「わかってもらうのは難しい」という前提から始める。
•脳のバイアスに対峙するには(中略)まずは「あきらめること」が必要
①「諦める」: 投げ出す、執着しない
②「明らめる」: 仏教用語。物事を明らかにする