glan
@reads_glan
2026年1月9日
火星の女王
小川哲
買った
読み終わった
ドラマの原作になっていることも知らずに表紙買い。SFの体だが実態は群像劇、人間の心理や人間関係を社会全体、惑星全体、地球と火星との距離感で描く人間ドラマという感じ。あまりSFの体を取る必要はなかったようにも感じたが、読みやすく最近には珍しく最後まで読めた。数人の登場人物の支店に頻繁に切り替わりながら話が進んでいく。稼いで新しく見つかった様々な可能性を持ちそうな性質を持つ物体、これにそこまでの可能性を感じられず、ここまでの話になるほどの説得力をあまり感じなかった点と、全体的にクライマックスのようないちばんの盛り上がりの部分がないように感じた点以外は登場人物も魅力的で伏線も貼られており、読書リハビリにちょうどよかった。

