火星の女王
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yt@yt2026年2月22日読み終わった「宇宙人はいるのだろうか」(p47) 繰り返される疑問へ回答しようとする想像力。 「政治だな」(p75) 火星に行こうとか汎用人工知能ができるとかいう言説に、きちんと文学的に応答している。 「自分が送ったメッセージが、光の速さでゆっくりと火星へ飛んでいく様子を想像した」(p118) 素晴らしいテクノロジーをとんでもなく瑣末なことに使うのが人間だ。 核融合も髪を瞬時に乾かすために開発されるかもしれない。 フュージョンエネルギーという言い換えも、あまりに人間的だ。 「私は女王なんかじゃない」(p224) 王の人権が問題になるから、現代では応援団くらいがちょうどいい。









- 流々@kread2026年2月16日読み終わったシリアスになりがちなSFの中に所々放ってくるユーモラスな部分が、この作者さんの好きな特徴のひとつ。そうか、生まれ育てば確かに火星人。コロニー・戦争・魅力的な少女と来て、脳内では勝手にリリは「閃光のハサウェイ」ギギで再生。胆力ある女の子、名付け癖が良い。ポテチ。。 マディソンはイーロン+トランプに素直さと底知れなさを加えたイメージ。とにかく逞ましい。 光の速さが遅すぎて、相互理解に齟齬が生じる。対立の元となった物質が解決への鍵となるのか。同じ地上にいても難しい問題、鍵欲しい。 ドラマの方も見てみたい。


藤@__fjmrmk__2026年2月14日読み終わった初SF小説。SFって宇宙とか実際に存在しない設定を使って話が進むから話にのめり込めるのか?と読まず嫌いしていた。 実際、理論の難しさ、火星と地球というスケールの壮大さはあるものの、今まさに起こっている格差や分断、人権という普遍的なテーマが軸としてあるから自分ごととして読めた。設定として人類が火星に移住して40年後の話ではあるがそれでもこの問題は続いているという皮肉も効いている。


為田裕行@tamehiro2026年2月1日NHKで2025年12月に放送された放送100年特集ドラマ「火星の女王」の原作。ドラマも全3回を楽しんで見て、原作はどんなだろうと思って読んだら、設定は同じだけどストーリーは全然違っていた。タイトルの「火星の女王」、そういうことか。テーマはコミュニケーションなのだな。最後の第四回火星会議でのリリのスピーチが好きだ。


it_shine@it_shine2026年1月28日読み終わった火星に移住しているような未来の話。ドラマは未視聴。 結局、人と人が通信なり、面と向かって話をするなりしなくてはいけないよねといった話だけには落ち着かないけれど、衝突も、軋轢も、どんなに技術が発達しても人と人なのだ、ということはよかった。自分が人と交流することが苦手なぶん、いろんなことが羨ましく、希望に思えた、かな。 主人公の一人の目が見えないということを利用した筋があって、それもなるほど、と思うけれど、目が見えない人を火星に置いてく母親は鬼だと思う。 マディソンは憎めないのかな、と思うけれど、好きというまではいかず。 それぞれの思惑が絡み合うストーリーが良かった。久しぶりにSFを読んだという感じ。







nekomurice@nekomurice1232026年1月15日読み終わったドラマを見てから読み始めたのでイメージが掴みやすかったし、もうこれ以上難しくなったら無理かもって思うギリギリのところで話者が変わるので、最後まで諦めずに読むことが出来た。ドラマよりも本の方が好みかな。









ひいらぎ櫂@shaki31222026年1月14日読み終わった図書館地球と火星が分かりあうには光の速さでは遅過ぎる。 リモートワーク嫌いなおじさんが言いそうだなと思ったり笑。 映像版も楽しみ。 強烈な朝日を浴びながら読了。 健康の曲がり角は突然に。


もち@yn_cstd2026年1月12日読み終わった2125年、一部人類は火星へと移住していたが、地球帰還計画の採択と、生物学者リキ・カワナベの火星における発見が火星と地球の関係を大きく揺るがす。 登場人物たちの過去と立場と思惑がからみ合い、星間戦争勃発の手前までいくのだが、ギリギリのところで踏みとどまったのが(映像化前提だったためでもあるだろうが)現代的であり、人類の理性に対する祈りに近い信頼を感じた。 そのぶん終盤の盛り上がりに少々欠ける部分があったかもしれないが、どちらかといえばスペクタクルより人物描写に重きを置いた作品だと思うので、不満はない。 盲目の少女リリが若くポジティブで、彼女の明るさが物語をよりよい方向へ導いてくれた。 魅力的だったのが自治警察のマル。作中ずっとそろそろたっぷり寝させてあげてほしいと願いつつ、獅子奮迅の活躍が好きだった。相棒のミトもお気に入り。百年経ってもエリートの若造って本当にこんな感じなのかもしれない。 そして、マディソンの物語のかき乱しっぷりがすごかった。その嗅覚や決断力は恐ろしく、でたらめっぷりや結末を含めて野心的な実業家のとんでもなさを見事に描写した。よく書けるなと感心したレベル。有能だけど、こんな人味方にいても敵にいても嫌だよ。 また、百年先でも人類の精神性が大きくは変わらないのだろうと思いつつ、変わらなければならない部分とも感じた。 例えば、明言されるまでマルは男性だと思っていた。地球を飛び出してそれきり息子と会えていない自治警察の捜査員が男性でないといけない決まりはない。ミスリードというより、価値観の更新を求められている気がした。 距離はコミュニケーションを阻害するし、あらゆる物事はひとつひとつ辛抱強く片付けさえすれば終わる。私の時間はたりないけれど、いつか誰かがたどりつく。それは百年後も変わらない。希望と諦観と祈りのSFだった。 ラストが爽やかでよかったな。
- glan@reads_glan2026年1月9日買った読み終わったドラマの原作になっていることも知らずに表紙買い。SFの体だが実態は群像劇、人間の心理や人間関係を社会全体、惑星全体、地球と火星との距離感で描く人間ドラマという感じ。あまりSFの体を取る必要はなかったようにも感じたが、読みやすく最近には珍しく最後まで読めた。数人の登場人物の支店に頻繁に切り替わりながら話が進んでいく。稼いで新しく見つかった様々な可能性を持ちそうな性質を持つ物体、これにそこまでの可能性を感じられず、ここまでの話になるほどの説得力をあまり感じなかった点と、全体的にクライマックスのようないちばんの盛り上がりの部分がないように感じた点以外は登場人物も魅力的で伏線も貼られており、読書リハビリにちょうどよかった。


森々@mori_hkz2026年1月8日読み終わったタイトル回収とキャラクターが良い。 一番最後はすごく好きで、すごく綺麗にまとまっているしタイトルの意味もあって良いと思う。登場人物ではマディソンのキャラ付けが面白くて好きだった。 しかし、中盤まではあまり事が動いている感覚がなくて、終盤から一気に駆け抜けた感じ。なのであまりに早く進みすぎじゃない?とは思った。 理系が苦手なので白石アオトパートで多い雑談の理系解説がなんの意味(伏線?メッセージ?)を指しているのかはわからなかったが、そのようなところもありつつも最後まで楽しめるSF作品だった。 物語終盤の、話合いですべて解決するなどとは思っていないが、物事を解決するにはまず時差なく面と向かって話し合いをしなければならないという話はとても良かった。


r@teihakutou2025年12月25日気になるドラマを観ながら、これ映像だからついていけてるけど文字だけだと無理かもしれない…と思った。(SF難しそうと思ってあまり読まないので、映像化の話が出てから原作に興味が出る人)



1129_ymoi@1129_ymoi2025年12月24日読み終わった変で良かった。 小川哲さんの真面目に不真面目な感じがとても好きだ。 非常に精巧で複雑な世界観なので、その辺を上手く処理しないと、迷子になるかもしれないと思ったりした。 やっとドラマが見れる。



エマ子@emma-05082025年12月5日読み終わったわからないところは躊躇なく飛ばすことで読み終えた…SF難しい。 もうちょっと火星のタグレスたちの生活とか、自治警察官のマルの人生について知りたかったなと思う。 映像や音がついたらもっと物語への理解度が高まることを願ってドラマに期待。








ブックスエコーロケーション@books-echolocation2025年11月23日新刊入荷@ ブックスエコーロケーションブックスエコーロケーション、11月23日(日)open。11‐19時。ご来店お待ちしてます。 小川哲『火星の女王』早川書房 地球外知的生命の探求のために人生をかけて火星にやってきた生物学者のリキ・カワナベは、とある重大な発見をする。いっぽう火星生まれの少女、リリ-E1102は、地球への観光を夢みて遠心型人工重力施設に通っていた。NHKドラマ化原作、火星と地球をめぐる壮大なヒューマンドラマ。 #小川哲 #火星の女王 #早川書房 #NHKドラマ #信州 #長野県松本市 #松本市 #本屋 #書店 #古本屋 #ブックスエコーロケーション





- 味噌田楽@miso___dengaku2025年11月11日読み終わった感想あらすじ:開拓船が火星の地に着陸してから40年、火星は金にならないと判断した地球の惑星間宇宙開発機関は撤退計画を推し進め、火星に留まることを望む火星の住民との溝は徐々に深まっていた。そんな中、火星で不思議な物質が発見されたことを皮切りに事件が巻き起こる。 NHK絡みの作品だからか小川哲らしからぬ地に足ついたSFで比較的少なめのページ数でめちゃくちゃいい意味で綺麗にまとまっていて読みやすかった キャラの魅力が光る群像劇と二転三転する展開で物語を引っ張っていく作風は健在 タイトルからもわかる通りハインラインの「月は無慈悲な夜の女王」 をオマージュしてる面もあるようで火星と地球の対立を描いたポリティカルSFとしても楽しめる




Ryu@dododokado2025年10月23日買った読み終わった以前対談でアンディ・ウィアーとテッド・チャンの良質な部分を受け継ぐ作家が日本にも現れてほしいと語っていたが、小川哲自身がそれを目指して書いていたことも伺えるようなウェルメイドかつ王道のSF。社会構造への観察眼がするどく、かといって説明的にならず、そこに息づく人間にもリアリティがあった。ただ帯にある「誰も読んだことのない小説」というコピーに期待しすぎてしまったのか(むしろ既視感のある設定、既視感のある人物の料理の仕方が上手い小説なように思う)、物語にも文章にも大きな飛躍がないことに不足感をおぼえもした。良くも悪くもうまくまとまってしまっていて(しかしそのまとまりがすごい)、箱庭の中に人物と道具を配置してそれがどう動くのか計測して書いたような印象さえもたれる。地球と火星の距離はそうだとしても、人と人の間の距離はそういうものなのか。


ワタナベサトシ@mizio_s2025年10月2日気になる読みたいNHKドラマ(2025年12月放送予定)より先に読みたい 間に合わなかった(ドラマ先に見ちゃった) 〜12/27 ドラマすべて観たが、酷い出来だった。ドラマと小説は違うと思うが、ドラマを先に見てから原作小説を読みたくなるとは思えない(でもドラマ視聴の悪印象を払拭してくれるとの期待をこめていずれ小説も読もうとは思っているけれど)……。




























































































