はに "エロス的人間" 2026年1月17日

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@828282chan
2026年1月17日
エロス的人間
エロス的人間
澁澤龍彦
『エロティシズム』『少女コレクション序説』に続いて読んだ。先の2冊と比べて難解に感じる部分が多く、「なんとなくわかるような気がするな」と思う部分を拾い読みするような形で読み進めた。 特に、西洋文学におけるエロティシズムと、その背景にある宗教や文化に関する情報量がとんでもない。次から次へと登場する見慣れない固有名詞についていけず、おいてきぼりにされているような感覚になりながら、なんとか最後までページをめくった。 この本の面白さを実感したのは、読後に海外の文学作品を読んでいるときだった。「あ、こんなことが『エロス的人間』にも書いてあったな」と、点として持っていた情報が線になる瞬間があり、読書体験に深みが増した。後になって真価がわかる本だった。その点では間違いなく読んでよかったな、と思った。(こういうとき、電子書籍だとキーワード検索をして該当箇所を読み返せるのがとても便利!) ただ、欲を言えば、『少女コレクション序説』に収録されているような、澁澤龍彦自身の偏愛全力語りを読みたかったな……と思う。
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