
読書メモ
@readyomu
2026年1月20日

職業訓練校のマンガ。
作者の実体験をもとにしてのマンガ化と思われる。
同じ求職者という立場での年長者との関わりや、登場人物それぞれの仕事に対する意識の違いの書き出しが丁寧。
仕事における自分の軸とは何かをたびたび問うてきて、それをちゃんと着地させるのもよい。
東京での就職を決めた同級生が、お母さんの認知症の悪化で実家に帰るかの選択を迫られるが、「ここで実家に戻ったら、転職を後押ししてくれたお母さんの思いも無駄になる」と思い、上京を決意するエピソードとか重みがある。
全体的にきれいごと感あるとか、訓練給付という制度そのものの限界とか、そもそも企業への所属を絶対のものとしていいのかとか、指摘しようと思えばできると思う。それでも、地に足のついた描写は悩みを抱えた読者の力になると思った。
訓練校経験者だけど、実際にいろんな年齢や立場の人と話せて楽しかったし、給付金ももらえるのでよかったなー。