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読書メモ
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@readyomu
アプリで読んだマンガの感想がメインです。単行本書き下ろしとか書き直しとかあっても気がつけないです。ごめんなさい。
  • 2026年8月17日
    帰る家がない犯罪者たち 1巻 (芳文社コミックス)
    「自立準備ホームのマンガってめずらしー」という好奇心で全4巻読んだ。利用者が自殺したりスリップしたりばかりで、悲しくなってしまった。取材に基づくリアルなんだろうけど、それを淡々と描かれてもなあ…。 支援する側、支援を受ける側が何を感じているのかがあまりちゃんと描かれていなかった。
  • 2026年8月17日
    知的障害と発達障害の子どもたち
    実例を交えた上で、障害の特性や、支援など社会制度についての概要を幅広く紹介。家族や支援者が最初に知っておくといいことをざっと書いた感じ。 個人的に「進路選択などの際は、情報提供や相談された上での思考整理はいいけど助言はするな」というのが印象に残った。助言の全然ない世界も貧しいだろうけど、迷惑になることあるよね…と助言押し付けがちな人間として思った。
  • 2026年8月12日
    つまらない住宅地のすべての家
    なんで発達障害キャラの扱いにもやったのか考えてた。 たぶん、人間は個別でバラバラな一人一人違った存在だと、創作者には示してほしいと考えているからだろう。 ささやかな生活を送る人々を細かにかき分けている作品なのに、発達障害を持つ人物は類型化された枠を最初に示され、最後まで細々とした感情描写が省略されている。 「黒人みんなバスケうまい」なんて言ったら差別にあたるけど、発達障害者を類型化しても差別だと気づかれないということにイラつきがあるのだと思う。 作家なんて発達障害者ばっかだろうになあ。
  • 2026年8月12日
    つまらない住宅地のすべての家
    普通の住宅地の10世帯の人々の心の有り様と、変化を描く。現代社会における憂鬱な家庭のバリエーションが豊富。 物語のトリガーとなる、街に迷い込んでいる脱走犯・日置の心をあまり仔細に描かないところに、作者の哲学を感じ取った。 日置に感情移入できるように書くという選択肢もあったと思うが、踏み込みすぎていない。 発達障害のつもりで書いているであろう人物が二人出てくるが、描写が平易で気になった。 あと、梨木にはもっと嫌な思いをして欲しかった。
  • 2026年8月7日
    転生王妃の晩餐会 〜アラフォー料理人、やっかい食材で世界を救う〜(1)
    コミックDAYSで。 異世界系なんだけど、「好奇心の強い料理人が、別世界のお姫様に憑依してあれこれを解決する」という型から生まれる読み味は、十五少年漂流記やエルマーの冒険に近い。 異世界の変な生き物を現代社会のアイデアで調理する過程がおもしろい。 もともとヨーロッパの歴史に造詣の深い著者のようで、しっかり作り込まれた社会構造に基づいて主人公の冒険が描かれている。 残酷にしようと思えばできるんだろうけど、絵も話もいい意味でおおらかなのもヨシ!
  • 2026年7月12日
    マンガでわかる 発達障害の子どもたち
    明瞭でわかりやすい。 下記の文章に納得。医療福祉分野で使われる指示が通るって表現気になってたので……。 「親が子どもに生活ルーティンやスケジュールなどを提示するときには、どうしても「言うことを聞かせる」という側面が出てきます。しかしそれを「指示」や「命令」と考えるとうまくいきません。私はよく「提案」と言っています。発達障害支援の「視覚的構造化」という考え方は、指示や命令ではなく、提案に使うものなのです。」 画像の努力と自立の話もヨシ。
    マンガでわかる 発達障害の子どもたち
  • 2026年6月27日
    シベリアのビートルズ
    統制厳しい時代にロック少年だったスラバという画家と結婚し、今はイルクーツクに住む女性のエッセイ集。著者が得ている情報はとても興味深いものなのだが、文章が起伏に乏すぎて読み切るのが大変だった。 著者の夫はイルクーツクで初めてグラフティを描いた人。 私はとてもドラマチックなことだから熱意を持って細かく描いてほしいと思いながら読んでいたのだけど、なんだか淡々と成果として書かれていて感動しそこねたような読後感があった。 描写不足はほかにもある。「かつてはけっこう大きな村だったが、最近は20世帯余りを残すばかり」という描写があるのだが、大きな村がどのくらいの規模がわからないのでイメージが湧かない。 こういう不親切さが随所にあり、あまり読み応えを感じられなかった。
  • 2026年6月26日
    東洋おじさんのカメラ: 写真家・宮武東洋と戦時下の在米日系人たち
    JICA横浜の、外部の人も使えるレストランで読んだ。 第二次大戦時にアメリカで生活し、日本人収容所に入れられた写真家・宮武東洋の話。 レンズをこっそり持ち込んでいた宮武は、同じ収容所にいた大工にカメラを作ってもらい、収容所の中を撮影していたという。 「アメリカ人として」と、望んで出征した日本人青年のことも描かれている。 収容所に青年の死の知らせが届いた後、両親の元に彼からの手紙が着く。 手紙には「日系人の地位をあげたい。そのために活躍したい」と書かれていたという。 精緻で優しい感触の絵が悲しみを静かに伝えている。
  • 2026年6月22日
    格闘する者に○
    格闘する者に○
    刊行以来久々に読み返す。 当時は変わり者の女の子の就活小説として親しみを持って読んだ記憶がある。 今読むと、「地番持ちの政治家の娘」という設定やその家族に対する表現から、三浦の作品やエッセイから感じられる「保守」に対する憧れが垣間見られて居心地が悪い。
  • 2026年6月7日
    根っからの悪人っているの?
    「よし感想書くぞ」と意気込んだものの、引用すると誤読されてしまいそうな繊細な話が多く、気持ちが続かなかった。 最後の山口さんの話はいろんな人に読んでもらいたい。
  • 2026年5月14日
    酒井美羽の少女まんが戦記 1
    登場する少女まんが家のエピソードを楽しむためのマンガだと思うけど、どちらかと言うと作者が繰り広げる若者らしい失敗に対する共感が強く残った。 投稿作を樹村みのりに手伝ってもらい、ギャラを渡そうとしたその瞬間「お世話になった先生を数千円で使うことになってしまう!」と気がつくところとか、「そういうのその場にならないとわからないよね〜」と昔、いや今も含めた自分の愚かさを連想してしまった。 でも、それも青春という感じでおもしろしいし、ワイワイガヤガヤと楽しそう。木原敏江がゴーカイなお姉さんという雰囲気で嬉しかった。あと、私は読めてない作家なんだけど、山田ミネコのエピソードたくさん出てくるのでファンなら楽しめるはず。 さておき最初が男性まんが家から受けたセクハラ話なのはわざとなのか…。
    酒井美羽の少女まんが戦記 1
  • 2026年5月5日
    46歳漫画家、20歳年下の障害者と不倫して再婚しました。 (上)
    重度知的障害のお子さん(くーちゃん)を育てている漫画家が、高次脳機能障害と片麻痺とてんかん持ちの26歳年下の男性(にしこ)と不倫して再婚する実話。 このマンガ、続編で離婚してて続編のほうがいろいろ考えされる感じだった。 二者間のことなので、マンガに描かれたエピソードがどこまで公平に描かれているかはわからないが、気になったところ。 ・作者がにしこに対して「あなたを引っぱりあげたつもりだったのに」という。作品だけでなく、YouTubeにも2人の姿を撮った動画があるが、パターナルな関係性だったことを思わせる。それは破綻するだろうと正直思った。 ・作者はにしこの脈絡のない行動に怒るが、高次脳機能とは、そもそもそういう障害ではないか。知的障害のお子さんがいても精神障害のことは理解が浅いのではないか。 ・にしこの「作者はくーちゃんを甘やかしている」という指摘。精神・身体の障害を持つ人でも、知的障害のことはわからず、「自分ができたから」をもとに要求しようとする。 と、この辺に難しさを感じた。 あとは、作者の元夫(くーちゃんの実父)もわりと謎の人物。作者のことを見下していて、くーちゃんのことも大事にできてないように見える。しかし、くーちゃんのために保育士資格を採り、福祉職に転職するようなところもあるんだよな。どういう気持ちだったんだろうか。 作者もいろいろ心の傷を抱えていそう。しかし、ガッツで困難を乗り越えてしまっていて、そのために傷に向かい合う機会を逃しているのではないだろうか…と感じた。 読むと複雑な気持ちになる作品。
  • 2026年5月3日
  • 2026年5月3日
    親の介護、10年め日記。
    親の介護、10年め日記。
    遠距離に住む母の介護に奔走する夫婦の話。先に「親の介護、はじまりました」という単行本が上下巻で出ていて、この本はその完結編という位置付け。 先行する上下巻と併せての感想だけど、とにかく父親がひどい。 リフォーム代をケチって、自分で勝手に手すりをつけるが、当然役に立たない。正しいリフォームをしていれば車椅子で移動でき、家の中くらいであれば歩き回れたはずの母親がベッドの上で10年寝たきり状態になる。 あまり食べられなくて栄養が足りなくなっている母親のためのゼリーを食べてしまい、母親の栄養失調が進む。 母の貯金二千万をタクシー代に使ってしまう。 施設入居当日、自宅で家族と食事ができる最後の日にグラウンドゴルフの会合に行ってしまう。 などなど、エピソードが強力すぎる。 自分が散々邪険に扱っておきながら、母親が施設に行くと聞いてガッカリするところなど、現実を直視する力がなくて逃げてきた人だったのかなと思う。 夫婦分業で制作されており、作画の堀田あきおさんにとって、作中の親は義母、義父にあたる。 この少し引いた関係が読みやすさにつながっている。実父だったらもう少しいじわるな顔に書いてしまいそう。 デイサービスでわがままを言う母親に対する「力の限り本気で生きてるって感じ」という評価も、実母なら出来なかったかもしれない。 遠距離介護なので、直接的な身体のサポート描写はほぼなく、病院との交渉や介護サービスの調整の話がメインで、そこもマンガとしては珍しいかもしれない。 最初は頼りない新人ケアマネとして登場する岩下さんが、伴走者として家族を支えてくれるようになる様がグッとくる。
    親の介護、10年め日記。
  • 2026年4月26日
    魂の殺人新装版
    魂の殺人新装版
  • 2026年4月26日
    言葉を失ったあとで
    言葉を失ったあとで
  • 2026年4月23日
    東京トイボクシーズ 1巻: バンチコミックス
    東京トイボックスとちゃぶ台ケンタが好きだったからピッコマの一斉無料の時に読んだ。 eスポーツ学科みたいのが新設された高校に主人公たちが集まってくる話なんだけど、いきなり主人公が教師に向かって「私は先生より稼いでる」と啖呵を切って、そのまま進むので普通に下品な世界だなと思った。 下品な世界という開き直りがあればそれはそれで楽しめるけど、なんか福祉とか教育とかにいきなりITベンチャーが乗り込んできて「あなたたちは非効率的な人々の集まりですね」っていう時のノリでウザかった。 最後に「最近はちょっと目立つことをやると炎上して叩かれるけど、そういうことで芽を積まない世界をつくりたい」みたいなセリフが入って終わった。 いや、こんな薄っぺらい人間しか出てこない世界でそんなこと言われても…と思った。 私も無闇やたらな炎上はおかしいと思うけど、それに対する言葉がこれっていい歳した中年作家の言葉としては底が浅すぎる。
  • 2026年4月22日
    精神科病棟の青春 あるいは高校時代の特別な1年間について
    精神科に入院していた頃の思い出をポジティブに語る人ってわりといるなあと思っていたタイミングで読んだ。 体験記ではなく体験をもとにしたフィクション。 医者や看護師さんの寄り添いの技術のたしかさや、だんだんと病棟の人たちに仲間意識を持ってくる過程が丁寧に描かれている。 解説の松本俊彦に言わせると「これはすごくいい病棟の例」とのことで、必ずしもこうはいかないのだろう。 でも、自分の回復のために一生懸命になってくれる人たちがいて、傷つきのありようはさまざまだけど、倒れる痛みを知っている人たちがいる場所と考えるとたしかに暖かい場所になりうるのかも…。
  • 2026年4月16日
    クコツキイの症例(上)
    クコツキイの症例(上)
  • 2026年3月25日
    ナースの取扱説明書(トリセツ)(1)
    医療職ではないけど病院に実習に行かせてもらったことがあり(プロの皆様のケツにくっついてお仕事見学させてもらった)、忙しさと看護師さんの気の強さに驚いた。 こんな緊張感と瞬発力のいる仕事、自分にはできないと思った。 一方で、トラブル満載のドタバタした現場の中に、プライドややりがいが見える場面が多々あった。 人間という生き物の面白さに直に触れられる仕事で、大変かどうかでいえばめっちゃ大変そう。でも、めちゃくちゃ面白そうだった。 その時の実感が、あるある系ギャグマンガになった感じ。作者の配偶者が看護師さんなのだとか。 ネタ的には看護師バツイチ率めちゃ高とか、倫理観のない医者のクソさとか、困った患者あるあるとかそういう感じなんだけど、生真面目新人看護師と、やさぐれ有能看護師のボケとツッコミで下品な気持ちにならずに読める。 身寄りのない人の死といったデリケートな題材は丁寧に扱うあたりのバランス感もありがたい。
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