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読書メモ
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@readyomu
アプリで読んだマンガの感想がメインです。単行本書き下ろしとか書き直しとかあっても気がつけないです。ごめんなさい。
  • 2026年5月14日
    酒井美羽の少女まんが戦記 1
    登場する少女まんが家のエピソードを楽しむためのマンガだと思うけど、どちらかと言うと作者が繰り広げる若者らしい失敗に対する共感が強く残った。 投稿作を樹村みのりに手伝ってもらい、ギャラを渡そうとしたその瞬間「お世話になった先生を数千円で使うことになってしまう!」と気がつくところとか、「そういうのその場にならないとわからないよね〜」と昔、いや今も含めた自分の愚かさを連想してしまった。 でも、それも青春という感じでおもしろしいし、ワイワイガヤガヤと楽しそう。木原敏江がゴーカイなお姉さんという雰囲気で嬉しかった。あと、私は読めてない作家なんだけど、山田ミネコのエピソードたくさん出てくるのでファンなら楽しめるはず。 さておき最初が男性まんが家から受けたセクハラ話なのはわざとなのか…。
    酒井美羽の少女まんが戦記 1
  • 2026年5月5日
    46歳漫画家、20歳年下の障害者と不倫して再婚しました。 (上)
    重度知的障害のお子さん(くーちゃん)を育てている漫画家が、高次脳機能障害と片麻痺とてんかん持ちの26歳年下の男性(にしこ)と不倫して再婚する実話。 このマンガ、続編で離婚してて続編のほうがいろいろ考えされる感じだった。 二者間のことなので、マンガに描かれたエピソードがどこまで公平に描かれているかはわからないが、気になったところ。 ・作者がにしこに対して「あなたを引っぱりあげたつもりだったのに」という。作品だけでなく、YouTubeにも2人の姿を撮った動画があるが、パターナルな関係性だったことを思わせる。それは破綻するだろうと正直思った。 ・作者はにしこの脈絡のない行動に怒るが、高次脳機能とは、そもそもそういう障害ではないか。知的障害のお子さんがいても精神障害のことは理解が浅いのではないか。 ・にしこの「作者はくーちゃんを甘やかしている」という指摘。精神・身体の障害を持つ人でも、知的障害のことはわからず、「自分ができたから」をもとに要求しようとする。 と、この辺に難しさを感じた。 あとは、作者の元夫(くーちゃんの実父)もわりと謎の人物。作者のことを見下していて、くーちゃんのことも大事にできてないように見える。しかし、くーちゃんのために保育士資格を採り、福祉職に転職するようなところもあるんだよな。どういう気持ちだったんだろうか。 作者もいろいろ心の傷を抱えていそう。しかし、ガッツで困難を乗り越えてしまっていて、そのために傷に向かい合う機会を逃しているのではないだろうか…と感じた。 読むと複雑な気持ちになる作品。
  • 2026年5月3日
  • 2026年5月3日
    親の介護、10年め日記。
    親の介護、10年め日記。
    遠距離に住む母の介護に奔走する夫婦の話。先に「親の介護、はじまりました」という単行本が上下巻で出ていて、この本はその完結編という位置付け。 先行する上下巻と併せての感想だけど、とにかく父親がひどい。 リフォーム代をケチって、自分で勝手に手すりをつけるが、当然役に立たない。正しいリフォームをしていれば車椅子で移動でき、家の中くらいであれば歩き回れたはずの母親がベッドの上で10年寝たきり状態になる。 あまり食べられなくて栄養が足りなくなっている母親のためのゼリーを食べてしまい、母親の栄養失調が進む。 母の貯金二千万をタクシー代に使ってしまう。 施設入居当日、自宅で家族と食事ができる最後の日にグラウンドゴルフの会合に行ってしまう。 などなど、エピソードが強力すぎる。 自分が散々邪険に扱っておきながら、母親が施設に行くと聞いてガッカリするところなど、現実を直視する力がなくて逃げてきた人だったのかなと思う。 夫婦分業で制作されており、作画の堀田あきおさんにとって、作中の親は義母、義父にあたる。 この少し引いた関係が読みやすさにつながっている。実父だったらもう少しいじわるな顔に書いてしまいそう。 デイサービスでわがままを言う母親に対する「力の限り本気で生きてるって感じ」という評価も、実母なら出来なかったかもしれない。 遠距離介護なので、直接的な身体のサポート描写はほぼなく、病院との交渉や介護サービスの調整の話がメインで、そこもマンガとしては珍しいかもしれない。 最初は頼りない新人ケアマネとして登場する岩下さんが、伴走者として家族を支えてくれるようになる様がグッとくる。
    親の介護、10年め日記。
  • 2026年4月26日
    魂の殺人新装版
    魂の殺人新装版
  • 2026年4月26日
    言葉を失ったあとで
    言葉を失ったあとで
  • 2026年4月23日
    東京トイボクシーズ 1巻: バンチコミックス
    東京トイボックスとちゃぶ台ケンタが好きだったからピッコマの一斉無料の時に読んだ。 eスポーツ学科みたいのが新設された高校に主人公たちが集まってくる話なんだけど、いきなり主人公が教師に向かって「私は先生より稼いでる」と啖呵を切って、そのまま進むので普通に下品な世界だなと思った。 下品な世界という開き直りがあればそれはそれで楽しめるけど、なんか福祉とか教育とかにいきなりITベンチャーが乗り込んできて「あなたたちは非効率的な人々の集まりですね」っていう時のノリでウザかった。 最後に「最近はちょっと目立つことをやると炎上して叩かれるけど、そういうことで芽を積まない世界をつくりたい」みたいなセリフが入って終わった。 いや、こんな薄っぺらい人間しか出てこない世界でそんなこと言われても…と思った。 私も無闇やたらな炎上はおかしいと思うけど、それに対する言葉がこれっていい歳した中年作家の言葉としては底が浅すぎる。
  • 2026年4月22日
    精神科病棟の青春 あるいは高校時代の特別な1年間について
    精神科に入院していた頃の思い出をポジティブに語る人ってわりといるなあと思っていたタイミングで読んだ。 体験記ではなく体験をもとにしたフィクション。 医者や看護師さんの寄り添いの技術のたしかさや、だんだんと病棟の人たちに仲間意識を持ってくる過程が丁寧に描かれている。 解説の松本俊彦に言わせると「これはすごくいい病棟の例」とのことで、必ずしもこうはいかないのだろう。 でも、自分の回復のために一生懸命になってくれる人たちがいて、傷つきのありようはさまざまだけど、倒れる痛みを知っている人たちがいる場所と考えるとたしかに暖かい場所になりうるのかも…。
  • 2026年4月16日
    クコツキイの症例(上)
    クコツキイの症例(上)
  • 2026年3月25日
    ナースの取扱説明書(トリセツ)(1)
    医療職ではないけど病院に実習に行かせてもらったことがあり(プロの皆様のケツにくっついてお仕事見学させてもらった)、忙しさと看護師さんの気の強さに驚いた。 こんな緊張感と瞬発力のいる仕事、自分にはできないと思った。 一方で、トラブル満載のドタバタした現場の中に、プライドややりがいが見える場面が多々あった。 人間という生き物の面白さに直に触れられる仕事で、大変かどうかでいえばめっちゃ大変そう。でも、めちゃくちゃ面白そうだった。 その時の実感が、あるある系ギャグマンガになった感じ。作者の配偶者が看護師さんなのだとか。 ネタ的には看護師バツイチ率めちゃ高とか、倫理観のない医者のクソさとか、困った患者あるあるとかそういう感じなんだけど、生真面目新人看護師と、やさぐれ有能看護師のボケとツッコミで下品な気持ちにならずに読める。 身寄りのない人の死といったデリケートな題材は丁寧に扱うあたりのバランス感もありがたい。
  • 2026年3月18日
    まじめな会社員(2)
    まじめな会社員本編はいつか別に感想を書きたいんだけど、今回は「普通の人でいいのに!」の感想。 初掲載がwebでバズった時に、「田中は倉田に冷たすぎるだろ」と思っていたが、読み返したら「まあ、倉田はイヤかもなあ」と思ってしまった。倉田すまん…。 自分のことを勘違いしてる人に恋愛感情向けられるストレスってなかなかなんよね。 でも、そんな相手とつきあった田中がやっぱり悪いのだが……。 倉田は倉田で悪気のない男すぎてイヤではある。でも田中のあの拒否の仕方は普通にひどい。 ただ、不公平でバランスを欠いたコミュニケーションにすらチャレンジできるのが恋人や恋愛の面白さという気もする。田中は悪いが、恋愛ってそういうとこあるという気分になる。
  • 2026年3月16日
    復讐が足りない(1)
    連載開始当初、「面白いけど事例集を読んでいるような感じ」と思っていたら、1巻の最後ではっちゃけてくれて「よっしゃー!」と思った記憶。
  • 2026年3月4日
    老舗書店「有隣堂」が作る企業YouTubeの世界 〜「チャンネル登録」すら知らなかった社員が登録者数20万人に育てるまで〜
    有隣堂しか知らない世界は登録者数が数百人の頃から見ていて、今も定期的に見ている。 ただ、このチャンネルが成功するのと並行して有隣堂はどんどん本の売り場が小さくなり、店員さんも減っていった印象がある。 昔はわりと売り場の個性が見える書店チェーンで、年一回全店企画で店員のおすすめを冊子にして配ったりしていたけど、そういう「本を売るアプローチ」は減り、売れ筋か新刊を置くだけの本屋になりつつある。 実用書売り場だった本店のワンフロアが撮影スタジオになった時は「なんてことするんだ」と思ったし、今でも許せない気持ちだが、人件費を削りたかったのかもしれない。人手がなければ、売り場は売れるものを置くだけになるだろう。売れるものを置くも大切ではあるけど、私はそれだけだとつまらない。 本屋であることが最大のブランドなのだけど、本屋としての機能は削られるばかりなことに書店の今を思う。
  • 2026年3月1日
    往生際の意味を知れ!(8)
    「激しい感情が生み出すビカビカのきらめきを描きたい」という強い執着と華やかな絵に惹かれて最後まで読んだけど、話と登場人物の感情が破綻しすぎていた。もったいなさがすごい。
  • 2026年2月24日
    絶望と熱狂のピアサポート
  • 2026年2月19日
    発達障害なわたしたち(1)
    女子の発達障害という本を出しているからかもしれないけど、トランスジェンダーへの差別言説に与している医者をなぜ監修に選んだのか。 トランス差別は連載時には気がつけないことだったのかもしれないけど、岩波明は本読めばめちゃくちゃミソジニックな人だってわかると思うんだけど…。 カメントツのライフハックはおもしろい。
  • 2026年2月14日
    ヤクザと介護 暴力団離脱者たちの研究
    暴力団員の社会復帰に関する本なんだけど、最初に元暴力団員、現在介護職員の人の逐語体のインタビューを読まされて、次にそのほか10人ほどの元ヤクザの短めの社会復帰例の紹介。その後にやっとレポートという構成が読みにくくて大変だった。 メインのインタビュー対象者がとても勤勉な人で、ヤクザじゃなくても出世しただろうにと思わせた。実際、元ヤクザの経営者の例がたくさん出てくるので気持ちがピリッとする。 暴対法の強化の結果、暴力団が団員ではないアウトローを使ってシノギをやらせているという話があった。暴対法ほど縛りが厳しくないから、アウトローのほうがヤバいことをやりやすいらしい。コワイ…。
  • 2026年2月12日
  • 2026年2月12日
    魔界の議場(1)
    魔界の議場(1)
    マンガワンでおもしろーと思いながら読んでいたのだけど、政治ど素人の顔のいい若者二人が1議席を争う展開が今のルッキズム政治を反映していて読んでてつらくなってきた。 どんだけ実績あげても見た目がよくないと票が取れないみたいの出てきてるよね。現実の政治に。 魚戸おさむの絵もぴったりで、ツッコミどころはあれどおもしろいんだけど…。
  • 2026年1月30日
    40歳がくる!
    40歳がくる!
    他者の病歴を決めつけるのは暴力的なことであるし、病気か否かの判断は医療者にしか許されていないというのを自覚した上で書く。 彼女の苦しみや衝動の中には精神疾患によるものが多々あり、もしご自身にあったメンタルヘルスとの関わりを見つけられていたらここまで苦しまなかったんじゃないかと思わずにいられない。 そのせいか、彼女の文章を人生の肥やしにすることに抵抗がある。 メンタルヘルスのバランスが崩れている時は、じっくり考えたり、真剣に文章に綴ったりすることで、かえって悪い方に進むことが普通にあるよなと思うからかも。 専門性のある第三者と関わることで変えていくべきことを、自分と語り合うことで無理矢理解決しようとしていて、それがつらさの一因のように見える。とはいえ医者に行けばすぐ解消するとかでもないしな…。 あと、容姿に自信がなく、自分が性的に求められる存在ではないという葛藤を言語化し、自分に似合う服や髪型を選べるようになったはずなのに、結局「歳をとって容姿が衰えたら異性から選ばれないんじゃないか」と恐れているところ。 痛々しさに胸が痛むと同時に、イラつきを感じてしまう。嫌な時代の嫌な考えって本人もわかってるだろうに、抜け出せないのか…。女子をこじらせてでは男性の視線を内面化したことが自分の間違いとわかってるのに。 「一生懸命生きている人なのになあ」という読後感。 あと、しょ〜〜じき付き合う男を間違えてるよな…と思う。 寄稿には葬儀の際のことが書かれている。雨宮の恋人は、泣き崩れて棺桶の中にいる雨宮にキスをする。 しかし、その状況で恋人の遺体にキスする男も、それをいいことっぽく書いてしまう男もどう考えてもキモい。 そんなキスするやつ、自己中に決まってんじゃん!!なんで……。
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