
みっつー
@32CH_books
2026年1月21日
賢者病 考えすぎて動けないがなくなる本
土肥優扶馬
読み終わった
思い立ったが吉日。
なんて言葉がありますが、ありゃあ「デキる側の人間」言い分ですな。
人は常に、アレをやらなきゃ、コレをやらなきゃ、明日やらなきゃ、帰ったらやらなきゃ…という思考が頭の中でくるくると回っている。
もっと直感で動けたり、判断力が優れていれば、そんなことに悩むことなく、すぐ動くことができるのに、思い立って吉日できるのに…。
そんな人たちを、職場などで見てきて、自分はどうだろう、と改めて考えた。
「あれ?おれ結構早めに動けてね?」と。
そう、僕は阿呆である。
初めまして、阿呆です。
周りの同僚たちが「車の免許を取らなきゃ」「就活しなくては」「株式投資の勉強しなくちゃ」と頭をコネコネしている間に僕はゲーム実況を始め、本を一日一冊(今回で52日連続)本を読み始め、noteやReadsでの感想エッセイ的な物も始めている。
上記の部分で僕のことを「なんだコイツ、鼻につくぜ」と思った方もいるかも知れない、けど、もうちょっとだけ話を聞いて欲しい。
さっき書いた、頭をコネコネしていた人たちは、僕が思う、僕よりは圧倒的に能力がある人たちだと思っているからだ。
とある人はめちゃくちゃ絵が上手いし、とある人は僕には全く歯が立たない政治・経済にとても詳しくて勉強熱心な人だ。
そんな人たちなのに、なんで思ったことをすぐに行動できないんだろうか。
まぁもちろん、家庭環境であったり、金銭的な事情ですぐ行動に移すことができないというワケありな部分もあるのだと思うけど。
なんで彼らは動けなくて、僕はすぐ動けたのか。
そう、僕が阿呆だからである。
恐ろしく何も考えていなかった。
何も考えずに30万近くするパソコンを買い、1万円でゲーム画面を録画する機械を買い、マイクも買い、編集ソフトも購入した。
勢いとは怖いものである。
アイドルグループの嵐が活動休止前、最後のコンサートを行い、それが終わってしまうと自分の中にぽっかりと穴が空いてしまった。
1週間、2週間と時間が経つにつれ、僕の中に沸々と「何かがしたい欲」が湧き上がってきて、その1ヶ月後くらいにはゲーム実況を始めていた。(準備完了に1ヶ月、始めるまでには3ヶ月くらい)
パソコンを買う際に初めて“ローン”というものを組んだし、いざ、ちゃんとしたものにしようと編集を試みるとあまりの難しさ、やりたいことがやれないもどかしさにアワアワさせられた。
投稿する際のサムネもこだわろうと、ありえない色彩に加工して設定したりもしていた。
そう、とにかく勢いだけでやっている阿呆だったのである。
同僚たちが「知識はあるけれど、動けない人間」であるならば、僕は「知識がないので、考えるよりも先に体が動く」ということである。
ダメ人間界の緑谷出久である。
土肥優扶馬さんの『賢者病-考えすぎて動けないがなくなる本-』という本を読んだ。
サブタイトル的に「おれが読む本ではないのでは?」と思ってしまった。
多分だけど「やばい、阿保が買ってしまった」と本の方が焦ってると思う。
じゃあなんでこの本を買ったんだよ、とお思いのそこのあなた。
あのですね。
私は賢者病というタイトルを見た時にこう思ったのです。
『賢者病』っていうのはきっと、聞きかじりの知識でめちゃくちゃ武装して、SNSのコメント欄で誰かを攻撃することしか考えていないような連中に一石を投じようとしている本に違いない!!
と、思っていたからだ。
まぁちょっとオーバーに書いたけれど、実際に知識を持っているのに、人を攻撃するためにしかその知識を使ってないよなぁ、といういう人をよくSNSで見かけるのでそういう内容かな?と思っており、サブタイトルの「考えすぎて動けないがなくなる本」のあたりが全く目に入っていなかったというのが、この本を買った理由である。ね?阿呆でしょ?
この本はサブタイトルの通り、本や、YouTubeなどで自分がやりたいことの勉強を始めるけれど、完璧を求めてしまったり、誰かと比べてしまったりすることで、なかなか行動に移すことができない人にとっての救世主なり得る一冊だった。
実際に著者の土肥さんがSNSなどを通して得た、成功例や、自分も「賢者病」に苛まれ行動できなかった時のお話、そして膨大なビジネス書から学んだ内容を、これまでかと書き綴ってくれている、行動モチベーション爆上がりな内容にもなっている。
「小さな習慣」を作ったり、知識の「覚え方」だけではなく「使い方」について書いてあったり、やるべき事柄の順番であったり。
自分なりの本の見つけ方が分からない、という方はこの本から始めてみるのもいいのではないか、と思うくらいにたくさんのデータ、知識が詰まっているので「おれって賢いけど動けながちだよね〜」と思っている方は必読な一冊です。
阿呆な僕でも楽しめました。
多分これからも何も考えずに動きまくります。


