
青蛙
@rm7t-sit
2026年1月21日

あなたがいる場所
沢木耕太郎
読み終わった
@ 自宅
2026年読了5冊目。本編はもちろん、角田光代の解説がいい。
”(登場人物である少年少女が知らず知らずのうちに大きな決意をしているのに対して)大人の決意はもう少し、自覚的である。そして彼らが為すのは、その後を決める類いの決断ではなくて、彼らが彼らとして生きてきた、その時点での決断である。だからそれは、どんな人になるか決めるのではなくて、どんな人になったかを示している決断にも思える”(p.288)
その通りだろう。私の場合、決意や決断というより物事、問題を「さばく」という方がより実感に近いかもしれない。
年とともにそうしたことが自覚的にできるようになったと感じられるのは嬉しいが、若いころを振り返ってみると、人として固まってしまったのかなと寂しく思わないでもない。