食いしん坊ちぇりぃ "It Ends with U..." 2026年2月4日

It Ends with Us
It Ends with Us
Colleen Hoover
小さいけど店主の想いが詰まってそうな素敵なフラワーショップの前を通ってこの本を思い出した。お店の壁も天井もダークでシックで、だからこそ色とりどりの華やかなお花から目が離せなくなるような。この本の主人公リリーのお店のイメージだった。 こちらの本、装丁やストーリー冒頭の甘くロマンチックな描写が全て本題を上手く覆って読者をよりシリアスな問題提起へと導くためのシュガーコートになってる。 世の中からは見えない家庭という密室で連鎖しがちな家庭内暴力や育児放棄から登場人物が脱却する物語。「DV?逃げてシェルター避難でもすれば良いじゃん」と思っていた私は、物語を通して当事者の心理や認知の状態を垣間見て、そんな単純な話ではないのだなと知った。
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