

食いしん坊ちぇりぃ
@yummyyummycherry
読み終わる本は読み始めた本のうち3冊に1冊。すぐ別の本に浮気します。
私はどうしたって私1人分の人生しか生きれないから、本を通じてちょっとでも他の視点からものが見られるようになりたい。
いつもゴハンは食べすぎているし、いつも本を買いすぎている。
- 2026年2月20日
きのう何食べた?(25)よしながふみ読み終わった買った真似したいシロさんが食べ盛りの子供がいる家庭の苦労に思いを馳せてくれてる😭 ジルベール実家でごはん可愛い😍 らっきょうのタルタルソース私も好き🥺 父と息子のはずまないTV視聴時間😂 肉団子スープ🤤 シロさん「全俺が泣く…‼︎」って言ってる🤭 とりあえず今夜はカブのスープ真似しよ🍽️ - 2026年2月19日The Remains of the DayKazuo Ishiguro読み始めた一人称が…Because the only butler I know is Mr. Carson from Downton Abbey, my brain somehow cannot help but read this novel in his deep slow tone…It’s making me take more time than usual, so I really would like to stop but can’t😂 Even so, I’m glad I watched the whole series, which has educated me about butlers and maids. Stevens just left for his motoring trip, so there’s not much to say about this novel at the moment, but will see what his trip brings. **20th Feb** Having read below quote, I recalled my mother nodding to herself when we first visited rural area in UK. She said she had read passages from novels describing sceneries of Britain and had always wondered what it actually looks like and it seems like the pieces finally got together. “What I saw was principally field upon field rolling off into the far distance. The land rose and fell gently, and the fields were bordered by hedges and trees. There were dots in some of the distant fields which I assumed to be sheep.”(p25)
- 2026年2月17日
戸越銀座でつかまえて星野博美読んでる羨ましい家族全員なんの予定もない週末。 我が家で大人気の過ごし方は 元気なら戸越銀座での食べ歩き散歩で 疲れてたらスーパー銭湯。 わざわざ電車を乗り継いでまで行きたくなってしまうあの戸越銀座の出身だなんて!羨ましい!この本で書かれているのは戸越銀座での著者の自由な日々。払わなければならない代償も大きそうだけど、安定や計画性から離れ自由を尊ぶ生き方も羨ましい。同窓会のくだりが面白かった。ひねくれすぎてて。 同じ著者の『転がる香港に苔は生えない』を読んだ時も彼女の目に映る香港の街並みや、過ごした時代に羨ましさを超えて嫉妬したんだったな。 この本でも商店街でのお買い物のくだりで香港のこと思い出す記述があったので抜粋。 「これはなつかしい感覚だった。どこかで体験したことのある感覚だ。どこだったか……商店街を当てずっぽうに歩くうちに思い出した。 そうだ、香港や中国でだった。 香港や中国では、商人は無垢な消費者をだましてもよい、という暗黙の了解があった。何も言わなくてもだまされないのは、人脈の輪の内側にいる顔見知りの人間だけ。内輪の人間はいくらでも優遇するが、輪の外の人間はいくらでもだましてかまわない。酒費者はだまされたくなかったら、長い年月をかけて人間関係を構築するか、あるいは選別限を磨いて日々商人と闘うしかない。要は、だまされるほうが愚かなのだ。 私は物理的には故郷に戻ったけれど、現実にはアジアの見知らぬ土地へ移り住んだ旅行者と同じ立場なのだった。 母が構築した商店街での特権的立場は、長らくこの世界から離れてしまった私には世襲されない。どうしても優遇されたければ、これから腹をくくって二、三〇年はかけなければならないのだろう。」(p52) - 2026年2月15日
春のこわいもの川上未映子ちょっと開いた東欧史を読み進めることを投げ出して、こちらに浮気しようとしたけど失敗。 本音と言って良いのかわからないけど、そんなような何かが露骨に書き連ねられていて、ヒトの赤裸々な日記を盗み見ているような気分になり、あのゾクッとするほどに美しい川上さんからこの言葉が出て来ているんだと思うと頭の中がぐちゃぐちゃになる。 お天道様が出ているうちはなんだかうまく読み進められなかった。眠たいし、寝た方が良いのにダラダラと夜更かししている夜に、電球色の間接照明だけが灯る昏い部屋でひっそりと読みたい、そんな本だ。 - 2026年2月14日
一冊でわかる東欧史関眞興読んでる挫折するかも難しいだ、、だめだ、、、難しすぎる😱 去年このへんの本 『革命前夜』 『あなたのセックスが楽しくないのは資本主義のせいかもしれない』 『夜と霧』 を読んだときに、東欧の近代史、社会主義や人民民主主義について少し勉強してからもう一度読む方がより理解が深まりそうだなと思ったり。 「ポーリッシュポタリーとかチェコのガラスボタンとか東ドイツの古い植物図鑑とか、なんかとにかく東欧の雑貨にわけもなく惹かれるし」と思ったりして、てはじめにこの本どうかなと借りてみたものの、国も民族もそれぞれが辿る歴史もあまりにも複雑すぎて前半はほぼスキップしてしまった。第二次世界大戦以降だけでも、なんとか頑張って読み切りたい…。 - 2026年2月10日
イン・ザ・メガチャーチ朝井リョウ読んでる食べた辛ラーメンアレンジの描写があり、無性に食べたくなっちゃってスーパーに走った。辛いの食べるとおなか痛くなるのに🥲誘惑に抗えなかった報いをいま受けている😱 なんだかまだ話が転がり出さなくて登場人物それぞれの生活の一部を断片的に垣間見るにとどまってる。展開が1番気になるのは冒頭の父親。娘の方は相手をみて出方を変えるタイプなのかな…すごく苦手なタイプだけどこのくだりは共感できた。 「何かを学んで視野が拡がった後はいつだって、視野が拡がったという満足感を味わいながら、拡がってしまった視野を元に戻す作業が必要になる。視野を拡げたことで見つけた正解はあまりに正解すきて実践し続けることが難しいので、知ることが大事、まずは知ることからと唱え続けることで不正解を馴染ませる準備運動を始めなければいけなくなる」(p120-121) あら…父が仕掛ける側、娘が沼る側になる気配。。。推し活民ではない私から見るとスロースタート感があったけどここから面白くなりそう。 **2月12日追記** 終わり方がドラマチックで情景が目に浮かんだ。やっぱり主要キャラクターの中で展開的に1番面白かったのは父親だったな。 娘の方はちゃみする化するまでは、誰と一緒にいるかで同一性がブレる気がした…というか、意図的にそういう“自分がない”キャラクターとして描いたのかな。冷めているのかクヨクヨしているのかメンタル強いのか弱いのかよくわからないめんどくさい子だったな… 国見さんのこの台詞が印象的だった。たぶん私はいまのところこっち側だから。 「でも、どの物語にも呑み込まれない人生って、間違いはしないけど別に楽しくもないんですよね」(p440) **2月25日追記** 本の感想を音声配信しています#24 (link in bio) - 2026年2月8日
きのう何食べた?(21)よしながふみ持ってる教えてもらったコメダでたっぷりタマゴのピザトーストを頼んた。到着したものを見て長男が「ケンジが真似してたのこれか」と。 おうちに帰って21巻ピザトーストのエピソードを読み返したら、確かに🫨こんなギルティなものおうちで作っちゃうなんて愛が深いわね、ケンジ。
- 2026年2月7日
どうすればよかったか?藤野知明読み終わった買った覚えておきたい@ ポレポレ東中野気になっていたものの受け止められるのか不安で鑑賞できないままになっていた映画がアンコール上映されるという情報をReadsの新着フィードで見かけた。予定外に時間ができた日に思い切って鑑賞。映画館で映画と同じタイトルのこちらの本を購入したら舞台挨拶にいらしていた監督で著者の藤野氏がサインをして下さった。 本単体というより映画とセットになってしまうけど、鑑賞後・読了時点の印象/感想を記録。 ⚫︎ 映画にも本にも冒頭に制作趣旨が示されていて、意図された観方ができたか自信がない。原因はわからないのだと、発症についての責任は誰にもなく、対応の不適切さが問題なのだと問題を分解、分離して捉える監督の冷静な眼差しが、家族と向き合った長い長い時間を感じさせてなんとも言えない気持ちになった。 ⚫︎南京錠をかけた家に統合失調症の娘を閉じ込めたという両親の対応はそれ自体ショッキングで、それと同時に象徴的にも見えた。記録されていた映像や本に書かれた内容を通じて、両親から娘への声掛けや言葉からは、目に見えない鎖のようなものも感じたから。両親の行動や判断の根底には「良かれと思って」があるのだと推察されるけど、本に監督が記している通り「間違わない人はいない」。映画の中でも監督は第三者の介入をすすめていたが、子育て中の身としてその視点を覚えておきたいと思った。親が子供に与える影響力は自分がこれまで想像していた以上に大きいこと、家庭の問題を家庭内だけで解決しようとしないこと。 ⚫︎統合失調症の方との暮らしを断片的にでも知った上でこのタイトルの問いについて考えるためには、本だけでは不十分で映像視聴が不可欠だと思った。音と映像が伝えられる情報量というか力は文章を簡単に超えていくんだな…ただ、この映画の制作におけるナレーションや音楽、テロップに関する方針などは本を読まないと分からないので、相互補完関係になっていて未見の人には映像も見て本も読むというのを推奨したい。 **2月20日追記** 映画には登場しなかったエピソードが本には書かれていたのですが、映画にそれを含めなかったんだなぁと思うなどして、監督のドキュメンタリー製作者としての矜持に触れたというような話を音声配信でしています。 https://stand.fm/episodes/6996a5693443a47fa55166c9
- 2026年2月5日
消費される階級酒井順子流し読み身分や階級みたいなわかりやすい序列がある方が、色んなことをそういうものだと諦められて上昇志向がない人にとっては心理的に楽だったりしそう。でも、そんな社会的な階級は今はもう表面的には無くなっていて、ではどうなっているかというと色んなところで別の軸の勝ち負け/上下を決めるミニゲームが勃発してるんだということが分かる本だった。 何かデータ的な根拠があったりはしないけど、多くの人がうんうん確かにそうかもと頷ける着眼点が面白い。こんなことで上か下か決まるなんてホントしょーもないなと読みながら呆れつつ、人間ていうのは序列から逃れられない業を抱えている謎の生き物だなと思った。 - 2026年2月4日It Ends with UsColleen Hooverかつて読んだ思い出した小さいけど店主の想いが詰まってそうな素敵なフラワーショップの前を通ってこの本を思い出した。お店の壁も天井もダークでシックで、だからこそ色とりどりの華やかなお花から目が離せなくなるような。この本の主人公リリーのお店のイメージだった。 こちらの本、装丁やストーリー冒頭の甘くロマンチックな描写が全て本題を上手く覆って読者をよりシリアスな問題提起へと導くためのシュガーコートになってる。 世の中からは見えない家庭という密室で連鎖しがちな家庭内暴力や育児放棄から登場人物が脱却する物語。「DV?逃げてシェルター避難でもすれば良いじゃん」と思っていた私は、物語を通して当事者の心理や認知の状態を垣間見て、そんな単純な話ではないのだなと知った。
- 2026年2月2日A Pale View of HillsKazuo Ishiguro映画化されたのをきっかけに読んでみた。言いたい事や本音を心のひだの奥深くにしまい込んでやりとりをしているようなEtsukoとSachikoのやりとりがもどかしかった。映画も観たいな。 It was an interesting read…What I often recall after reading novels are the lines and details of the story. However, with this novel, what has not been written or mentioned lingered long in my mind. Ishiguro wouldn’t tell us all and leave a lot of spaces for us readers to come join into the novel and wander around to complete the vision. I imagined what could or would have happened and all of those obviously lead me to ponder upon how Nagasaki people lived and thought in that postwar reconstruction period. I like the quiet calm yet uneasy atmosphere Ishiguro’s novels withhold. I remember giving up on finish reading ‘Remains of the Day’, that my mom had in her bookshelf when I was a high schooler. May be it’s about time to give it a try once again.
- 2026年1月31日
世界の食卓から社会が見える岡根谷実里読んでる落ち込んでるReadsで紹介されていて知った本。美味しそうな世界各地の食べ物を入り口にして、その料理の背景にある社会的な問題や独自の文化を深掘りしていく。でもお勉強感はそこまで強くなく、読みやすい筆致が鮮やか。 まもなくお昼。今日はタコスにしよう、サルサやワカモレを用意して…と家族と話しながら本に目を走らせていたら「アボカド人気が大地を乾かす」という章に突入し突然自分ごとになってしまった。ちょうどその章を読み終えた今、アボカド食べて良いのかなと自問自答しちゃってる。。。私は食べるものの奥に潜むダークサイドからは目を背けて、無責任においしー😋って消費していたい人なのに。なんでこの本読んじゃったんだろう。食べることに罪悪感を感じたくない😱でも知ることができて良かった…と非常にいま複雑な気持ち。 【アボカドメモ】 ▼生産地の食文化に欠かせない食材なのに、質の良いアボカドは他国に輸出され、地元では需要の高まりにより値上がりした小さなアボカドしか手に入らない ▼生育に多量の水を必要とする(バナナやリンゴの倍、トマトの10倍)けど、世界的な需要に応えようと生産が拡大して現地では水不足の懸念も ▼森林伐採による生物多様性の危機 ▼麻薬カルテルが資金源として目をつけて今ではアボカドは「グリーンゴールド」と呼ばれている 「(アボカド農家は)働いても働いても、森林を切り拓いてまで耕しても、その先にあるのは豊かな生活ではなく家族の危険かもしれないのだ。私は麻薬はやらないが、アボカドは食べる。私が今夜ワカモレを食べることが、あるいはファストフード店でアボカドバーガーを注文することが、麻薬カルテルの資金源になり生産者の生活を脅かしているかもしれないのだ。…中略…環境や健康や動物倫理の観点から、よかれと思った選択が、思わぬところでよくない結果をもたらすこともある。何か一つやめたらいいというシンプルな話ではない。食の社会課題に万能薬はないけれど、食べるものの先への想像力を、持っていたい。」(p125,127) 食べるものの先への想像力か。うん。
- 2026年1月30日
傲慢と善良辻村深月またいつかかつて読んだ思い出した職場にいる30代の若者と雑談していたら私の知らないマチアプ婚活の世界について教えてくれて、それで一昨年読んだこの本のことを思い出した。 マミなのか、シンジツなのか混乱しがちだったな、とか。冒頭のアイツは母親なんじゃないかと途中まで勘違いしてたこととか。結婚相談所のおばちゃんは作者が言いたいことをイタコ的に代弁する都合の良いキャラだな〜随分遠慮なく刺しにいくな〜と当時思ったな、とか。私は真実ちゃんみたいなピュアで世間擦れしてない箱入り娘タイプの子が大嫌いで、架の女友達の方に圧倒的に共感しちゃって自分の性格の悪さを突きつけられた本だったなとか。色々思い出した。読んだ後、誰かと話したくなる本だった。 若者達に「結婚することや子供が欲しいというのを20代のうちに決断できたなんて凄いですね」と言われたけど、違うのよ。結婚するかどうか、子供を持つかどうか選択可能だということを知らなかっただけ。選択肢は多いと選択コストがかかっちゃって大変だから、選択できることが当然の時代の人間じゃなくて私は良かったのかもしれない。 - 2026年1月25日
大正イマジュリィの世界―デザインとイラストレーションのモダーンズ山田俊幸,瀬尾典昭,竹内貴久雄,谷口朋子,辺見海眺めてるまた読んでる飽きない「西洋からもたらされたモダニズムは巧妙に日本的なものと調和をとりながらまたたくまに広範囲に影響を与えました。関東大震災後はいっそう進展してゆき、都市文化や商業広告の拡大、あるいはプロレタリア運動といった社会状況をも呑み込んでゆきます。 ただ、短い期間でありながら大正という時代がかくも魅力的なのは、そうした傾向が一方向だけを向いているのではなく、耽美、抒情、前衛などといった要素が重なるようにしてあることも見逃せません。」(p3 序より) 大正時代のイラストやフォントには、わけもなく心惹かれるものが多い。くすぐられる乙女心というようなものが私にもあるんだなと気付かされる。藤島武二と小林かいちと長原孝太郎のデザインが好き。そして、たぶん1番好きなのは加藤まさをの花の精のシリーズ。 去年7月に新宿のSOMPOミュージアムで開催されていた「大正イマジュリィ展」では展示されている実物を眺めてはため息をついた。どれも素敵すぎて。
- 2026年1月22日VerityColleen Hoover読み終わった買った一気読み同じ作者の恋愛小説がとても良かったので買ってみたんだけど、続きが気になって家事の合間の短い時間でも手放せない面白さだった。映画化された恋愛小説の方は、映画も割と好きだったのに公開後に裁判でゴタゴタしていて続編が制作できないんじゃないかと悲しみが深い。こちらの本もAnne HathawayとDakota Johnsonで映画化される予定だそうで、懐かしいJosh Hartnettのイケオジぶりもとっても楽しみ❣️ This novel literally stole my good nights’ sleep. Great page-turner. While reading, I was so into the story and felt like I was witnessing everything from Lowen’s point of view. Cannot wait the movie to be released. ***Spoiler Alert*** Verity’s manuscripts were more than shocking and seemed too unrealistic I thought…only after everything was revealed. Meaning the story-telling was that good.
- 2026年1月20日
そして誰もゆとらなくなった朝井リョウもうすぐ読み終わるゆっくり読んでる古本屋さんでたまたま目にして小説だと思って会計に持っていったところ、店主が「小説の書きぶりからは想像できないエッセイです」というので、「エッセイか…興味深く読めるだろうか」と若干不安になったものの、やっぱり買うの辞めますと言えず購入。 買って良かった。笑いを堪えることは不可能。声まで出して笑っちゃうの。小中学生の子供達も読めて、みんなで笑いながら読める。そんな本、ほかにあるかな。もったいないのと、笑い疲れて一気に読めないのとで、ゆっくり読んでる。三部作のラストらしいので前ニ部も欲しい。 小室哲哉以来の鮮やかな両手使いだった(p229) →ロン毛の頭を傾けながら何かしら異なる音楽機器を同時に操作する小室哲哉が瞬時に目に浮かび、鰻屋の両手使いの常連さんのことも容易に想像できた。この引用部分だけでなく全般的にだけれども、このくだりを読んだ瞬間、特に「作者と私の文化世代がオーバーラップしていることでこの本をより楽しめている…!朝井さん、近い年に生まれてくれて猛烈感謝🙏」と思った。 - 2026年1月17日
- 2026年1月16日
ある行旅死亡人の物語伊藤亜衣,武田惇志読み終わったモヤモヤが残った本を置けない面白さだった。間違いなく。 でも、面白い読み物として消費をして良い類のものなのかわからない。最後まで読んでみて、この話にどのような社会性や汎用性があるのだろうかという胸のザワザワ、モヤモヤが残った。これは作りものの物語ではなく実在した人物の話だから。 人と交流を持たずにひっそりと生きていた女性が、たまたま報道関係者の目についたというだけで、こんなに晒されていいのか。無関係の私が彼女の人生の断片を知ってしまって良いのか。死後は個人情報保護法の対象とならないとしても、人の尊厳まで命とともに消失するわけではないのではないかなど、ぐるぐると考えてしまった。 次々と分からないことを明らかにしていく筆者2人がこの本の主人公なのだと割り切ると、「面白かったな」だけで終われる。取材にかかった費用は最終的に記事になった時点で経費として精算できたのかしら、なんていうことすら気になった。でも行旅死亡人の女性が主人公であるとすると、なんだか気持ちがしんどくなる。 **この先 結末について言及あり** 事の顛末として、残された大金が違法に取得されたものであることがわかったり、行旅死亡人の女性やパートナーの過去をさぐる中で道徳的倫理的な問題が明らかになったりするといった展開があれば女性の過去を調べて公にすることにそれなりの意義があった気はする。でも結局行き着いたのは身元判明の域を出ないわけで、昔の知り合いに辿り着いて情緒的に思いを馳せられるようなエピソードが出てきたところで本人の意にそぐわないことが容易に想像できるような話を死後に書き、出版し、我々が読んでしまって良いものなのだろうか。 - 2026年1月15日
ある行旅死亡人の物語伊藤亜衣,武田惇志読んでる早く続きが読みたい家に置いてきてしまったことをとても後悔している。昼休みのいま、読み進めたかった…。昨夜読んだところを思い出しながら仕方なく持て余した読みたい思いをReadsに書き込んでいる🤭 取材の過程を追体験?疑似体験?しているような気分にさせられるこの本。物語の中に入り込むというよりは、新しくわかることと記者さんの距離感が一定に保たれていて、どんな結末にたどり着くのかわからないけどハラハラドキドキというよりは目まぐるしく変わる展開に冷静についていける感じ。物語というタイトルになっているけど、ルポだと思う。でも、それを感じさせない表紙とタイトルでより広い読者層に届くパッケージングがされていて、お見事👏 - 2026年1月11日
きのう何食べた?(8)よしながふみふと思い出した持ってる明日の夜に食べるおでんを仕込んでいて、シロさんのことを思い出した。 牛すじと大根と卵を、とりあえず今夜から仕込んでいる。ホントはこんにゃくも一晩寝かせておきたかったけど、買い忘れちゃったので明日朝のうちに買ってきて一度火を通さないと🍢練り物入れるのは食べる前で良いよね。入りきらなそうだったので鍋を分け、味付けもついでに分けてみた。ひとつは静岡出身の友人が教えてくれた濃口醤油を使った味付けにして、もうひとつはシロさんの真似をして白だしをドボドボ(8巻,p33)…いや、私はトポトポくらいにしておいた。 「きのう何食べた?」は、大分に住んでいた頃に「ばんぢろ」という誰かの家みたいな喫茶店に置かれていて手に取り知った漫画。ケーキを食べて珈琲を飲みながら色んな本をパラっと読んだり、お庭でシャボン玉できたりするとっても素敵なお店だった。
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