
きらた
@kirata
2026年1月22日

読み終わった
『わたしの隣の王国』改題作
ファンタジーとミステリの融合作なのですが、噛み合い(バランス)が悪く、結果チグハグになってしまっている、とでも言えば良いのか‥‥
古今東西の有名なファンタジー物語を取り込んだテーマパーク(某夢の国🐭っぽい感じ)へデートに来た杏那と優
楽しい1日を夢見ていたはずなのに、気付けば杏那は異世界に紛れ込んでいた
その世界で杏那は、魔王から世界を救う役目を背負わされる
一方、現実世界に残された優は、殺人事件と遭遇していて‥
杏那視点と優視点で交互語られるストーリーで、ミステリ要素は優視点の殺人事件だけでなく、杏那視点の異世界冒険にも七河迦南らしいパズル要素(アナグラムとか魔法陣とか!)が盛り込まれているので、どちらのパートでもミステリとして楽しめる‥気がしたのですが、爽快感みたいなものが感じられず
杏那がハッピーファンタジアの世界で冒険をしていく内容は楽しく感じたし、差し挟まれる(と感じた)優パートの殺人事件も気になる
異世界サイドのパズル(アナグラム等)要素もやり応えのある難易度で、“解く”との行為だけで言うのなら楽しい
だがしかし、どうもおさまりが悪いのです
書きたいものを詰め込んだプロトタイプで、推敲はこれからです、みたいに感じるのです
と、そんな感じで、七河迦南らしさを感じる作品ではあるのだけど、1つの作品としてはごちゃつき過ぎていて残念な作品、との辛口な結論になってしまいました
七河迦南作品だからと期待値を上げすぎてしまったのかも知れません(´•ω•`)


