nao "傲慢と善良" 2026年1月23日

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@nao_nocturne
2026年1月23日
傲慢と善良
傲慢と善良
辻村深月
真美や架に自分を重ねる部分も多く、文体の読みやすさと裏腹に読み進めるのがしんどかった。 実家暮らしで親離れできていないこと、優等生で真面目に生きてきたこと、恋愛においてこの人とは合わないと思ったら切ってしまうこと、まだ20代半ばだからと結婚に焦りを感じていないこと、でも周りの流れや社会的な風潮が気になり結婚はいつかするべきだと思っていること。 学生時代の自分は真美のように控えめで、派手な人種に対しておどおどするような性格を持ち合わせていたから真美に同族嫌悪的にイライラしたし、 逆に現在は架と同じ業界で働きそれなりにプライドと自信を持っているため、ストーリーでそれぞれ刺さる部分も多かった。 「ピンとこない」の正体は、相手を値踏みし自分に見合わないと判断した証拠(意訳)…… 小野里の発言など、そこまで言わなくてもいいんじゃないかという表現も個人的には少なくなかった(過去の恋愛を思い返しても、その人としっかり向き合って考えた結果の「ピンとこない」だったりするので)。 傲慢さも仕方ないし、それがなければ逆に誰とも結婚できない気がする。笑 全てに共感できるわけではないが、自分を見つめ直すきっかけになる1冊。 後半は展開が気になって明け方まで一気読みした。明日も仕事だけど、そんな夜があってもいいはず🌙
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