マルドリッチ "雷の季節の終わりに" 2026年1月24日

雷の季節の終わりに
初恒川光太郎。面白かった。悪役は恐ろしく不快で悪辣な化け物だけど、読み心地はジュブナイル向け冒険譚のような爽快さがあり一気に読める。 細かく描写するわけでもないのに、不思議と映像が浮かんでくるタイプの文章なのも相まって、一編の長編アニメ映画を見たような気分。 余韻を残す終わり方もまたナイーブで悪くはないけど、個人的にはもう少し終盤に迫力が欲しかったという気持ちも残る。 ただここについては、じゃあどういう要素や展開があったら良かったのか?について検討をしていないので、ただの一読の感想。もう一度読めば変わるかもしれない。 恒川光太郎、もうすぐ新刊も出るのでそちらも読みたい。
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