
じゅん
@Insomnia___404
2026年1月24日

月のうた
左右社編集部
かつて読んだ
どこから開いても〈月〉がみつかる、はじめて短歌に触れるひとにむけた、とっておきの100首。夜をみあげれば、ほそい月、まるい月、あかるい月、みえない月、おおきな月、とおい月、つめたい月、もえる月……うつろう月のもとに100人の歌人がうたった、わたしだけの月のうた──。
私は偶然立ち寄った丸善でのポップに目を惹かれた。
恐らく店員さんが手作りで用意したのか、歌人の一首を印刷したものが掲示されていた。
そのなかでも、私が短歌に触れるきっかけとなったのが寺井奈緒美さんの一首だった。
ぜひ実際に手に取ってもらいたくこの場での内容は差し控えるが、気持ちが雑巾のようにすり減り、汚れ切っていた私の心を温かくしてくれた……それほど優しいものだった。
寺井さんの他にも素敵な短歌を詠む人が大勢おり、すべてを声に出して読んだ。
どういうわけか、声に出して読みたくなるような一冊だったのだ。
月の他にも花や雨、海などをテーマにしたものがある。
表紙もテーマに沿ってこだわり抜いたであろうことが感じられる。
冬夜のお供に、もしかしたら“推し”の歌人に出会うきっかけになるやもしれません。



