キッサカバ "ここにひとつの□がある" 2026年1月25日

ここにひとつの□がある
5章6章に脱帽 ロマンティックでグロテスクで妙にエロく悲しく不思議で寂しい これこれこれ これが読みたかったんだよ 梨や背筋の系統のホラー作家は文体が好きであったが、やっぱり私の波長に合う言葉が書けるのだなという納得と、好みドンピシャなものを読めた嬉しさがある 考察を前提とした仕掛けや、8章のたたみ方ははっきり言って興味がないが、この2作を読めただけで大満足 SCPやバース系創作など、明らかに一直線のホラーとは別のものも好きで手を伸ばせる作家なのだろうと思っていたが、やはりとてもよいものを書く 怖いオモコロに掲載してたらしいケーキバースの話もいつか読みます と同時に他の章はネット作家っぽい臭みを感じるところもあり(ちゃんと現代のネットの人だったんだなという点で嬉しくもある)、考察も含め、メインの客層と異なるのであろうこのプラットフォームでは若干微妙な評価をされているのもわかる気がする
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