ゆるふ
@yuruF
2026年1月25日

開かれた社会とその敵(第二巻)
カール・ポパー,
小河原誠
読み終わった
ウェーバーの「価値自由」と同様、一回しか生じなかった歴史事象に対しては、ある特定の観点から解釈を加えざるを得ないのであって、そのことに自覚的でなければならない。かといって、全てが相対的になるわけではなく、反証可能な因果分析を打ち立てることは可能である。/ポパーは最後に「歴史に意味はあるか」と問う。ここで私はフランクルの『夜と霧』を思い出した。歴史や人生に意味はなく、われわれが責任を持って意味を与えることができる。全4巻を通してポパーのメッセージは人間の自由と責任を信じる明るさに満ちていて勇気づけられた。