カミーノアン "第3の時間" 2026年1月26日

第3の時間
第3の時間
井上陽子
短時間で効率的に働く方法や、デンマークの社会福祉・労働観、起業戦略などが語られ、前半は一見ビジネス書のように読める。けれど本書の本質はそこではない。 後半はエッセイに近い筆致で、家族と過ごす時間の意味、人生の豊かさとは何か、仕事と休息のあいだにある「第3の時間」が、個人や社会にもたらす変化が静かに描かれていく。 「役に立つ必要なんてない。あなたはあなたであるだけで価値がある」。デンマークで根付くこの考え方に触れると、心がふっと緩む。 読み終える頃には、もっと大切な人と時間を過ごして生きていこう、そんなあたたかい気持ちを残してくれる一冊。
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