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カミーノアン
カミーノアン
@kaminoan3699
  • 2026年5月19日
    三省堂国語辞典から 消えたことば辞典
  • 2026年5月18日
  • 2026年5月15日
    単身高齢者のリアル
  • 2026年5月13日
  • 2026年5月13日
  • 2026年5月10日
  • 2026年5月10日
  • 2026年5月10日
    中年に飽きた夜は
  • 2026年5月10日
    老いるショック大賞
    老いるショック大賞
  • 2026年5月9日
    信仰
    信仰
    本書は収録された短編小説とエッセイを通して、村田沙耶香が「社会」や「正常」という枠組みをいかに執拗に疑い続けているかを浮かび上がらせる一冊である。 表題作を読んで印象的なのは、彼女にとって「現実」そのものが、すでに一種の狂気として立ち現れている点だ。「私には現実が見えます!」と繰り返される言葉とともに提示される、現実=集団幻覚という認識は、私たちが自明のものとして受け入れている常識の足場を静かに崩していく。そこでは、「正常な世界」そのものが、最初から存在しないものとして捉え直されている。 しかし興味深いのは、彼女がその「幻想」を単純に否定しているわけではないことである。「みんな、目に見えない幻想を共有してる」という言葉が示すのは、共同体へ接続しようとする欲望というよりも、むしろ幻想なしには生きられない人間の性質そのものへの冷静な観察である。金銭や愛情、社会や家族といった仕組みが虚構に支えられている以上、人はそれを引き受けずに生きることができない。その前提を距離を保ったまま見つめる視線が、本書全体に通底している。 「現実を見ろ」という言葉すら、別の立場からは一つの信仰、あるいはカルトへと反転しうる。この構図の鮮やかさは、正しさや善意が容易に暴力へと転じる危うさを示している。 また、「死体は、一番無害な状態の人間の姿です」という一文に象徴されるように、欲望や同調圧力から切り離された「死」に、ある種の静けさや安堵が見出されている点も見逃せない。 エッセイにおいて語られる「社会をうまく理解できない」という感覚は、単なる自己認識にとどまらず、むしろ創作の根幹をなしている。社会を前提として内面化するのではなく、外部から観察し続けること。その距離があるからこそ、共有された幻想や無意識の規範が、異様なまでの解像度で描き出されるのだろう。 村田沙耶香の作品は、社会に適応できない個人を描くのではない。むしろ、社会を疑い抜いた先にしか見えてこない現実の輪郭を提示している。そのとき読者は、自らが拠って立っている「現実」そのものの不確かさに触れ、わずかな揺らぎの中に立たされることになる。
  • 2026年5月7日
    生命式 (河出文庫)
    本書は、村田作品で執拗なまでに描かれてきた「正常とは何か」「人間はいかに環境へ適応してしまうのか」というテーマが、短編という形式の中で鋭く凝縮された一冊である。 「世界99」へとつながる「孵化」や、「消滅世界」を思わせる価値観が展開される表題作など、作品同士の連なりが感じられる点も興味深い。「ポチ」のような、SFホラーともコメディともつかない奇妙な味わいの作品が読めるのも、短編集ならではの特徴である。 現在の感覚では到底受け入れ難い価値観が「正常」として共有されたとき、人間はどのように変化していくのか。その問いをめぐる思考実験としても読める。「正常は発狂の一種」という言葉が強く胸に残る。
  • 2026年5月5日
    方舟を燃やす
    方舟を燃やす
  • 2026年5月4日
    幸せな家族
    幸せな家族
  • 2026年5月3日
    YABUNONAKA-ヤブノナカー
    章ごとに語り手が変わり、性別や年代、立場も異なる人物たちの視点から、出来事がリレー形式で描かれていく。男性、女性、若者から中高年、さらにはノンバイナリーの視点までが交錯し、それぞれの認識のズレや内面の葛藤が浮かび上がる。 多視点によって「真実」に迫る構造は小説として珍しくないが、本作はむしろ、その真実そのものを揺さぶってくる。ある人にとっての真実が、本当に普遍的なものなのか。それ自体が疑わしくなる。 読み進める中で、時代に適応しようともがく姿や、価値観を更新したつもりで、実は大きな誤りに気づかされる瞬間が描かれる。また描かれるテーマは性被害をメインとしながら、中年男性へのケアや、SNSによる世論形成の危うさといった論点にまで広がっていく。 文体は平易でありながら、地の文と会話、思考がシームレスに混ざり合うため、明確な筋を追う読み方にはやや負荷がかかる。しかし、その語りによる思考の揺らぎこそが、「分かり合えなさ」の本質を体感させる仕掛けとなっている。 皮肉やユーモアもふんだんに織り交ぜられ、読み手に解釈を委ねつつも、その解釈のあり方そのものを問い返してくるような一冊だ。
    YABUNONAKA-ヤブノナカー
  • 2026年4月24日
    漫才の一滴 - 笑吉が教えてくれた「念、縁、運」 -
    本書は、漫才師としての歩みを通して「あきらめないこと」と「一歩踏み出すこと」の大切さを語る一冊である。 まさと師匠は、相方の個性を最大限に引き出すスタイルへとたどり着くまでに、漫才への熱意を失いかけた時期もあったが、後輩から学ぶ姿勢を持ち続けたことで、新たな境地を切り開いていく。その過程からは、しぶとく考え続けること自体が才能であるという実感が伝わってくる。 また、「打席に立ち続ける」という比喩が象徴するように、挑戦し続ける姿勢そのものに価値があると語られる。自分の人生の主役として、日々を引き受けることの重要性が示されている。 さらに印象的なのは、「どんなときでも笑ってみる」というメッセージである。それは現実から目を逸らすことではなく、自ら状況を引き受け、前向きに生きるための態度である。年齢や環境に関係なく、行動と姿勢次第で道は拓ける。 本書には、挑戦を続けるための温かな指針が込められている。
  • 2026年4月24日
    中国料理の世界史
  • 2026年4月24日
  • 2026年4月22日
    なぜ世界はそう見えるのか
    なぜ世界はそう見えるのか
  • 2026年4月22日
  • 2026年4月22日
    斜め論
    斜め論
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