
カミーノアン
@kaminoan3699
- 2026年1月10日
さよならジャバウォック伊坂幸太郎気になる読みたい - 2026年1月10日
- 2026年1月10日
置き配的福尾匠気になる - 2026年1月10日
なぜ人は締め切りを守れないのか難波優輝気になる - 2026年1月9日
人間標本湊かなえ読み終わった感想@ 自宅序盤で主人公の幼少期の体験が語られる。物語の核になるモチーフの制作が描かれるが、テンポはかなりゆっくりで、正直ここは我慢が必要かもしれない。ただ、そのじっくりさがあるからこそ、あとから効いてくる違和感がある。 「標本にする」という行為の悍ましさと、アートとしての美しさを同時に想像しながら読むことになるため、読書体験は決して気持ちのいいものではない。丁寧に読めば読むほど、頭がクラクラしてくるような感覚すらある。 中盤から物語は一気に動き、終盤では『リバース』を思わせるように、畳み掛ける形で思考を揺さぶられる。悪意よりも、理解しようとすることや守ろうとする気持ちの歪みがじわじわとした恐怖を感じさせる。 登場人物たちは、誰かのために「自分の運命」を標本として差し出した。そこにあるのは悪意ではなく、取り返しのつかない善意。 - 2026年1月9日
暁星湊かなえ気になる - 2026年1月9日
ブレイクショットの軌跡逢坂冬馬気になる - 2026年1月9日
踊りつかれて塩田武士気になる - 2026年1月7日
わかったつもり西林克彦読み終わった読書メモ文章を読むとはどういうことなのかを改めて考えさせられた。私たちは文章そのものを読んでいるつもりで、実際には文脈や単語同士の関係、そしてそれらについての自分なりの理解を無意識に整理しながら読み進めている。読書とは受け身の行為ではなく、常に頭の中で意味を組み立てる作業なのだと気づかされた。 特に印象的だったのは、「わかったつもり」が理解を止めてしまうという指摘である。一度わかったと思うと、それ以上考えなくなり、自分が何を理解していないのかすら見えなくなる。これは授業を受けているときにもよくある感覚で、教え方が上手なほど、その落とし穴に陥りやすいのかもしれない。 本書が示すように、「わかる」から「よりわかる」へ進むためには、疑問や違和感をそのままにせず、自分の言葉で説明し直す姿勢が欠かせない。初学者ほどそれは難しいが、「わかったつもり」を疑う意識を持ち続けたいと思った。 - 2026年1月4日
それがやさしさじゃ困る植本一子,鳥羽和久気になる - 2026年1月3日
人間標本湊かなえ読んでる - 2026年1月3日
失われた貌櫻田智也読んでる - 2026年1月3日
言語化するための小説思考小川哲気になる - 2026年1月3日
- 2026年1月3日
性的であるとはどのようなことか難波優輝気になる - 2026年1月3日
生きるための表現手引き渡邉康太郎気になる - 2026年1月1日
失われた貌櫻田智也買った - 2026年1月1日
爆弾呉勝浩読み終わった『爆弾』で最も印象に残ったのは、九尾の狐のゲームで公園の爆破を警察が見破れず、スズキが勝ち誇る場面だった。言葉と論理だけで人命を弄ぶ姿に、彼を映画『ジョーカー』のような、社会の歪みそのものを体現する存在として見てしまったのだと思う。だからこそ、類家の登場以降、事件が次々に整理されていくにつれ、スズキが「対処可能な犯人」に縮んでいくことに正直がっかりした。また、彼がなぜあれほど狡猾な知能を持ち得たのかが語られない点にも消化不良を覚えた。ただその物足りなさは、悪を怪物として描くことへの期待と、現実では混沌が秩序に回収されてしまうという冷たさを、同時に突きつけられた感覚だった。 - 2025年12月30日
爆弾呉勝浩読んでる - 2025年12月21日
読み終わった強く印象に残ったのは、「楽しかったですか?」という一言だ。成果や正しさではなく、当人の感情だけを問うこの言葉は、作品全体を貫く問いのように響く。 澄香が大学で推し活のグループチャットに夢中になっている場面も忘れがたい。背後ではゼミ生がメガチャーチ型ビジネスについて語っているが、その声は澄香には届いていない。批評される対象の内側にいながら、その議論とすれ違っている構図が、この物語の残酷さを端的に示している。 朝井リョウの文章は小説でありながら映像的で、場面の切り替えや章の終わり方が次を読ませる推進力を持っている。こうした語りのリズム自体が、登場人物たちが物語に巻き込まれていく感覚と重なっているようにも思えた。 私たちは何かに夢中になるとき、ただ楽しさに身を委ねてはいないか?本作はその居心地の悪さを、静かに突きつける。
読み込み中...