
きらた
@kirata
2026年1月26日

あの人の殺意
日本推理作家協会
読み終わった
1990年代に編まれた殺意をテーマにした(!?)アンソロジー集
収録作品は下記の通り
「ひと言の罰」夏樹静子
「結婚式の客」小池真理子
「最後の花束」乃南アサ
「緋の川」小杉健治
「いい人なのに」佐野洋
「アメリカ・アイス」馬場信浩
「ゼロの男」日下圭介
「早池峰の異人」長尾誠男
「奇縁」高橋克彦
「アルコホリック・ホテル」高村薫
全体的にサスペンス色が強い作品が多い印象でした
夏樹静子·小池真理子·乃南アサの3作は、自業自得的な雰囲気を纏いながらも嫌な読後感を覚える作品
けれど、気分が沈んできた4作目の小杉健治で一転
好きか嫌いかだと微妙に苦手に傾くのですが、4作目にこの話があった事で、作品集を読み続ける力が湧いた、みたいな?( ノ ꇴ ˋ͈)
佐野洋、嫌ではないし悪くもないけど、やはり少々好みに合わず
馬場信浩はお目当て作品のひとつ
この作品を含む後半5作は、好みとは微妙に合わないものもありますが、好き嫌いだと好き寄りな作品
読後感が好きだったのは長尾誠男
唯一聞いたことのない作家さんでした(スイマセン
また、もう一つのお目当て作品の高村薫も読後感は悪くなかった
でもやっぱり酒とヤ○ザと裏世界でした(私の高村薫作品のイメージはソレ)
どストレートに好きな作風ー!は、なかったのですが、当時の時代を背負った作家さんばかりなので、どれも上手い作品ばかり
トリックとか謎解きを求める内容とは異なるけども、昔懐かしいサスペンス系を好まれる方ならドンピシャでしょうし、人間の内面に目を向けた作品を読みたい方にも向いていると思います



