K.K. "象と耳鳴り" 2026年1月26日

K.K.
@honnranu
2026年1月26日
象と耳鳴り
恩田陸の短編集。いわゆる「パズラー」らしい。個人的な尺度では、あまりミステリーらしくない。ただ面白さは、流石の恩田陸。関根多佳雄とその周囲の人々は日常から謎を見出しそれを解く。ただそもそも事件が起きていない話も多く、事件が起きていても「そう考えられるかもね」と結ぶので、キャラクターの妄想空想を聞かされている気分になる。恩田陸の想像と語りの力の乗った話を。「海にゐるのは人魚ではない」が最も好み。次いで「廃園」「往復書簡」
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