家之中ゴロリ "人間の絆(上)" 2026年1月29日

人間の絆(上)
人間の絆(上)
サマセット・モーム,
金原瑞人
モーム先生の長編。悩める青年フィリップくんの人生。 多くの人たちが現れ何かを遺して離れていく。 とても丁寧な心情描写が続くので、中弛みがないわけでない(特に幼年期)。が、それもまた人生という気もする。 パリに行ってからは物語も人物描写もノリノリになってくる。 安酒場で議論するばかりで何もできない美術学生たち、頭でっかちなロマンチストで実際の女の子がわからずストーカー化するフィリップなどは実にいい味が出ている。
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