
い。
@hon_i_read
2026年1月29日
小説の森散策(ウンベルト・エーコ)
ウンベルト・エーコ,
和田忠彦
読み終わった
エーコの定義する理想の読者=モデル読者は、作家が書いたものを楽しみ、そしてそこに書かれていることをくみ取り、小説世界を積極的に許容する
一方、経験的読者は、書かれていることから
自分だけの感情や事実をそこに求め、テクストを解釈しているのではなく、利用している
作家が理想としているのは(実際に存在するかどうかは問わないけれど)モデル読者であり、小説を読むための適切な知識が必要となる
その他にも、小説と時間の関係性や、本筋からの回り道の必要性等、読者として必要なスタンスが書かれていた
自分の知識と身の丈に合ったフィクションを選ぶこと、読むことが読書を楽しむということにとって重要なのだと思った
そしてとてもハードルが高いけれど、この本で再三分析、言及されていたネルヴァルの「シルヴィー」をちゃんと読んでみようと思った