つい
@bookworm_-
2026年1月29日

紫色のクオリア (電撃文庫)
うえお久光
「イリヤの空、UFOの夏」読了後、おすすめにあがってきたので読んだ
物理と哲学の絡んだセカイ系 青ブタとかこの作品の影響を受けているんだろうか。
芥川は漱石の影響を受けていて…とかなぜそんなこと論じてるのか不思議だったけれど、血肉になった作品の要素とそれとは全く別の作品とが点で繋がったら嬉しくなっちゃうってことなのだろうか。
閑話休題
携帯で人間を"直せる"ということは、携帯と人間(ロボット)を全く別のものとして区別しているゆかり以外の皆が、皆の世界が間違っているということ。
人によって同じものを見た時に多少のクオリアの差はあれど、見えるもの自体が異なるというのはあまりにも違う。
そこからあっという間に膨張し百合(愛)に立ち返ることでまたあっという間に収束した。
マナブはゆかりの瞳と同じ紫を見るたびにきっとゆかりの熱を思い出す。それってすごく素敵。
自分と自分以外の境目がごちゃごちゃになりがちな自分だか、知らない価値観とか趣味とか程よく迎合して程よく混ざれたらと思う。
