なにわ "レヴィ=ストロース入門" 2026年1月25日

レヴィ=ストロース入門
p237-238 それは、メンバーの変わらない顔見知りの範囲内だけが真正な社会であるとか、近代の達成を捨てて過去に存在した伝統に回帰することを意味しません。また、真正な社会は、けっして透明な無媒介の関係からなるものではなく、むしろナショナリストや小社会のユートピアを夢見る者が排除しようとする不透明な関係から想像されるものです。そして、近代を均質なものではなく多様なものにしてきたものこそ、近代になっても真正な社会において営まれてきた野生の思考による生活実践だったのです。真正な社会関係のネットワークにおいてこそ、直接に顔を知らない者も、不透明な固有性を失うことなく、(匿名の者としてではなく)、ネットワークの一員として想像され、繋がっていくことができるのです。 一回読んだだけでは理解しきれなかったけど、興味深かった。「変換」の概念で数式を用いていて、人文学で数式使うのか!と思ってしまった。
読書のSNS&記録アプリ
hero-image
詳しく見る
©fuzkue 2025, All rights reserved