
なこ
@nonbibiri75
2026年1月29日
完全版 あらしのよるに
きむらゆういち,
あべ弘士
読み終わった
借りてきた
感想
絵本は子供のもの、微笑ましいものなんてナメててごめん。これは立派なシリーズ小説だわ。
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あらしのよる、洞窟に駆け込んだ一匹と一匹。お互いの見えない真っ暗闇で話しているうちに仲良くなり遊ぶ約束をしました。会ってみるとヒツジとオオカミでした😳
流行った当時、映画だけ見ました。まさか7巻も続いてるとは知らなかったですけど。
多分絵本はカラーだと思うのですが、この本はモノクロ収録でした。だから司書さんが「絵本じゃなくて完全版ですか?」って聞いたのかな🤔 意外と文が多いので、絵本というより児童書のようです。
で。
冒頭の通り子供向けだとタカをくくってたわけですよ。微笑ましいんだろう、チョロいんだろう、教育的説教感あるんだろう、と。
実際は、友情、本能、葛藤、自我、強調圧力、自己犠牲…こんな短い文や短い物語にどれだけ詰まってるんだか😳 普遍的なテーマに説教くささはなく、おかしみすら感じます。まさかの読み応えのある作品でした。はぁぁぁ、こういう物語だったのですね。
(なお、シリーズ小説みたいに感じた理由の一つに「途中から読んだら分からんだろコレ😅」という思いもあったり)
本の最後に作者対談が収録されていて、私の感じていた要素がきちんと言語化されていたので「やっぱりそうだったよね」とスッキリしました。
ちょっとだけワードを抜粋します。
・「本能と理性」
・「二人芝居」/「小さな社会」/「個人と組織の問題」
・近松門左衛門の世界
・二匹が力を合わせて困難を乗りこえる→片方の心が変わってしまったらどうなるか
・人生は、長いか短いかだけじゃない。命をかけていいと思えるものを見つけただけでも、生まれた甲斐がある。
歌舞伎を見に行くための予習で読みましたが、観劇が本当に楽しみになりました😊
家族への推薦度★★★★☆
(一緒に行く夫にも読んでほしいけど、予習せずまっさらで歌舞伎を見たいとのこと)









