
オケタニ
@oketani
2026年1月30日
読んでる
・98年から制作会社のディレクターとしてニュースステーションに加わった著者が、2000年にキレる若者たち(少年犯罪)的社会に対する企画として、88年に起きた事件の取材を開始する。
・事件はA〜Dの主犯(主格A、次点B、監禁場所提供C、見張りD)彼らは実刑。加えてE.Fがある。取材できるところからやっていき、当時その企画は報道局長賞もとった。
・外部Dゆえ、特集のためにフリーに動ける時間も少ない背景がある
・そもそもニュースステーションは久米宏の所属事務所が制作もやる異例の番組であった。(番組と久米宏については、久米宏が26.1.1に亡くなったことから色々知ることになる)
・時が経ち、2004年にBが再犯で捕まることで著者も改めて動き出す。その時は古舘伊知郎の報道ステーション。このとき、Bの母親の独占インタビューを取れた。
・この本は、2024年、Bの義兄からBが死んだ(50代)連絡を受けて、2度目の再始動という仕事になる。
・義兄というのはBの3個上の姉の夫で、2004年の取材時に初登場する。2024年時点では姉と離婚している。
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・200頁くらいまで読んだ。取材時に著者が親だったこと。メディアのグロい態度ではない切実な関心と、Dとして特集成立させる根気(ここはあまり語られない。むしろ、取材対象者へ書いた取材申込の手紙が度々引用されている。ここの腹がまだ読めない)そのバランスの中で人は取材するということ。
・タイトルにある償い、というものについて、冷静でいられず加害者家族にそれを突きつける衝動が正直に書かれていて、そこから、まあ、著者の課題意識とか切実さが滲む感じにはなっていると思う。
・なぜこの本が書かれたのか、はここまで明かされてない。そこが肝だと思う。Aは2004年時点では出所していない。どうなるのか。
・こうしたDの企画が求められた、久米宏の磁場を追憶するきっかけになる。