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2026年1月31日
不条理奇談
鷲羽大介
一話目の「ヘルハウンド・オン・マイ・トレイル」という深夜に黒い犬に「出会う」話で思いがけずふんわりあたたかい気持ちになった。こういう話は深読みと解釈で、実は、みたいに怖くもなれるかもしれないけれど、最初に覚えたあたたかさを体験者と同じように抱きしめておきたい。
深夜に黒い犬に出会う話といえば、安岡章太郎の「犬」という短編小説を思い出す。この小説も犬の「存在感」の話だった。哀しみもあるけれどやさしい話。実はこの短編もちょっと不思議な話なのではないか、とも思っている。