"からくりからくさ" 2026年1月31日

繹
@nu_nu
2026年1月31日
からくりからくさ
りかさんと共に、読み終わりました。 あえて出版順とは読む順番を違えて、りかさん→からくりからくさ→ミゲルの庭→解説と読み進めて、読み進められてよかった。りかさんを除く物語にはりかさん自身の声はほとんど聞かれなくて、りかさんの名残というか繭というか、そこだけがあって、なんだかひどく恋しくなってしまった、でもそうよね、きっと本来人形は、いついつまでも同じように一緒ではなくて、それは大体発端はこちらの都合で。 恋愛に関する点に湿度を感じない梨木さんの作品、関係性はいつもドライで、媚びるような女性性は排除されていてそういったものがあるとよきちゃんのようにどちらかというとそれを憎らしく思う、その感覚に覚えがある。 あとはきくさんの出版に纏わる話に出てくる男性が、あまりにも、女は黙って、という女性嫌悪の象徴的な人物で、自分でも驚くほどに自分ごととして憎悪が湧いてしまって驚嘆。現実に自分が被害を受けたわけでは全くないというのに。 全く、全くもってひとことでいえない物語だな。 割合に多くの人と人形が出てきて、途中関係性がこんがらがってこれは…?となってしまったので関係図を作成しながら読めば良かったと後悔。また読むの、きっと私が予感しているいつかのタイミングで。
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