
reina
@dawn_39
2026年1月31日
柚木沙弥郎のことば
木寺紀雄,
柚木沙弥郎,
熱田千鶴
読み終わった
念願のたらば書房に行った時に、ぱっと目について購入した本。
普段なら手に取らない、染色家の方を取材した本なのだけど、本当に読んで良かった...
生きることへの考え方も学ぶことが多く、なにより装丁としおりがかわいい!!とっても素敵な本。
---
p.34
世の中はいろいろ変わって目まぐるしくもあるけど、その変化を面白がる。日常のことに気がつく、発見するっていうことが、僕にとってやっぱり生きがいにつながっているんです。
p.37
自分のためだけに作る、今はそれだけをやりたいと思う。
p.56
ものづくりは、その過程を楽しむことが何よりも大切で、そういう積み重ねでものの本質はできていく。だから、偶然から生まれたもの、失敗から生まれるものは面白いんです。
p.69
肝心なものは情熱だよ。あとは気力。普通の人も何かに憧れを抱いたり、楽しいと思ったり、そういうものを常に求めていればいいんじゃないかな。対象は何だっていいんだ。
p.70
なんでもいいから心に引っかかったことは自分から発信していかないと世の中楽しくならない。自分が面白くなれば他人も面白くなる。それが、ものづくりの原点。
p.83
「どんな時代も慌てないで時代に寄り添って、世の中のいろんな現象を咀嚼して吐き出すこと。世の中がどうなろうと、現実から目をそらさず、身の回りから自分が楽しいと思えることを発見すること。それを形にして発信する。
僕はたまたまアートだったけれども、その対象はなんだっていい。それに、いつからはじめたっていいんだよ。
僕だって物心ついたのは80歳になってからなんだから」
p.92
先送りしながらとりあえず"住む"のではなくて、毎日どう暮らすか、その意識を取り入れていかないといけないね」
何を基準にして生活を豊かにするかは難しく考える必要はなく、まずは家庭の中の道具や食器からはじめてみるのがおすすめ。その次にはテーブルや椅子などの家具を。
「いいな」と思ったものなら、その直感に従い、まずは買ってみる。さらには自分のお金で買うこと。身銭を切って、経験することが大切だといいます。(中略)
自分の意思でこれがいいって思って手に入れることが大切。そして愛すること、愛着がないとダメ。積み重ねが暮らしを豊かにしてくれるよ。
p.94
「インスタント的な暮らしには実感が伴わないんじゃないかな。やっぱり本物でなきゃ。本当の意味のリアリティが欲しい、だから実物に触れて欲しいと思っています。」
p.95
誰もが時代は移り変わることはわかっていることだから、世の中は変わるものだという前提でどっしりと構えること
p.104
『今あなたは何をやっている?何に興味がある?』そういう考え方なんだ。
p.142
「すべては直感だよ。波長があるからね。自分と合うもの、合わないものがある。好きなものに理屈はいらないよ」
p.144
それが仮に"偽物"だったとして、何が悪いんだ。自分がいいと思ったものに本物、偽物はない。(中略)
もっと自分の選択眼を持つこと。ものを選ぶということは、自分に自信を持つことなんだ
p.177
地道にコツコツと楽しんで、それが人生だよ。だって他に逃れようがないじゃん。だから、自分自身が何かを見つけるってことがいちばん大事だと思うな。