
南雲
@yorumichi
1900年1月1日

Presents
松尾たいこ,
角田光代
読み終わった
好きな一節(鍋セットより)
『私はあのとき、母にいったい何をもらったんだろう? と。 胃袋で釣れた結婚相手? 仕事と将来だろうか? 正しく機能している内臓? それとも、日々にひそむかなしみにうち勝つ強さ? 不安を笑い飛ばせる陽気さ? 退屈な時間を無にできる魔法? だれかと何かを食べるということの、ささやかながら馬鹿でかいよろこび? きっと、そんな全部なんだろうと思う。みず色のリボンをかけられていたのは、きっとそんな全部なんだろう。』
私も一人暮らしを始めるとき母に調理器具一式を揃えてもらった。別に料理が上手いわけではないが、気持ちよく生きるに足る食事を自分で作れる程度にはなっている。生き方の道標のひとつを貰っていたなと思う。